アオイさんの娘・ユカリと土屋さんの息子・トシオくんは、同じ小学校に通い家も隣同士。しかしアオイさんは、身なりが汚く無添加志向を押し付けてくる土屋さんのことが正直苦手です。
土屋さんの家に招かれたアオイさんは、信じがたい光景を目にします。
知り合いから預かったという犬の粗相は放置し、床にはフケやゴミが落ちたまま……。アオイさんは何とか理由をつけてその場から退散しました。
しかしその晩、ユカリがトシオくんの家に遊びに行きたいと言い出しました。
翌日、アオイさんはユカリに「靴下は脱がない」などいくつか約束をさせて土屋さんの家に送り出します。
帰宅したユカリから聞かされたのは、土屋さん家の想像を絶する汚エピソードで……?!
自然派ママの家で娘が見たものとは…
「お皿を洗うとき、唾でぺっぺってやって新聞紙で拭くの! あとね……」
ユカリがトシオくんの家で見たことをありのまま話すため、夫は固まってしまいました。
最近のユカリはトシオくんに影響されてか言葉遣いも乱暴になっていたため、アオイさんと夫はさすがに距離を置いてほかの子と遊ぶよう促すことにしました。
「え? なんで? やだよ~」
不満そうするユカリを見て、子どもの付き合いに口を出すことに負い目を感じてしまうのでした。
夫婦で話し合い、トシオくんとユカリの距離を置くことに決めたアオイさん。ユカリ自身がトシオくんと仲良くしたがっているだけに、やむにやまれぬ選択だったでしょう。
子どもにしかわからない世界があるとはいえ、土屋さんの問題行動はさすがに親が介入しても問題ないのではないでしょうか。
ユカリが納得できるよう、土屋さんのしたことがなぜ良くないことなのか、丁寧に説明することが大切なのかもしれませんね。
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著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
配信: ベビーカレンダー(パパママ)