犬同士は「ボディサイン」で会話をしている
犬は元来、平和主義です。群れの平和を保つためにさまざまなボディサインを習得しており、横を向いたり、背中を見せたりとさまざまなボディサインを出し合うことで、犬はトラブルを防いでいます。
ドッグランや散歩中など、ほかの犬と会ったとき、犬同士は“体”で巧みに会話をしており、飼い主さんがあわてて介入しすぎてしまうと、かえって“話”がこじれることがあります。
犬が土を蹴散らしたり、周囲のニオイをかいだりするのは、犬のすぐれた嗅覚や生態にもとづくもの。犬の生態について理解を深めて、よりよい対応やコミュニケーションを重ねていきたいですね。
お話を伺った先生/福山貴昭先生(ヤマザキ動物看護大学准教授 博士(学術))
参考/「いぬのきもち」2024年10月号『知って楽しいおもしろ雑学が大集合! 誰かに話したくなる犬の話』
文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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