秋になり、スーパーにさつまいもが並び始めましたね。甘ければ焼き芋に、甘さ控えめならスイートポテトにしようかな、なんて考えていたとき、埼玉県の農家に「さつまいものババロア」を教わりました。ババロアとは卵と牛乳、砂糖などで作ったカスタード風ソースに、ゼラチンと生クリームを加えて固めたスイーツのこと。これは卵を使わないけど、代わりにさつまいもで、コクを出すのかな?気になるので、作ってみたいと思います!
【農家直伝】梅干し味の大学芋!?「さつまいもの梅あえ」作ってみた!玉ねぎ参加で酸味まろ~い♡甘み深〜い
卵要らず!生クリームは泡立て不要!「さつまいものババロア」
材料(4人分)
さつまいも…350g(中サイズ1本分)
牛乳…150ml
生クリーム(動物性)…200ml
砂糖…大さじ3
粉ゼラチン…5g
〈飾り用〉
コンデンスミルク…適量
クコの実など(お好みで)…適量
作り方
1. 粉ゼラチンは、水大さじ2でふやかす。クコの実も水でふやかしておく。
2. さつまいもは厚めに皮を剥いたら輪切りにし、水に5分さらしてアクを抜く。
3. 2を強火で10分くらい茹でたら、湯を切り、熱いうちに裏ごしする。
わたしはすべてを裏ごしせず、トッピング用に適量取り分けておきました。
4. 鍋に牛乳、生クリーム、砂糖を入れ、弱めの中火で熱しながら混ぜる。
昔ながらのババロアは、生クリームは泡立ててから後で加えることが多いですが、このレシピでは泡立てず他の材料と一緒に温めてOKなのはうれしい!
5. フツフツしてきたら火から下ろし、1のゼラチンを加える。
6. ゼラチンが溶けたら3の裏ごししたさつまいもを加え、混ぜ合わせたらボウルに移す。
さつまいもがたっぷり入っていますね。
7. ボウルの底に氷水(分量外)を当て、シリコンベラなどで混ぜながら冷ます。
8. 軽くとろみがついたら容器に注ぎ入れ、冷蔵庫で1〜2時間ほど冷やし固める。
9. 固まったらコンデンスミルクをかけ、クコの実を飾り付ける。
完成でーす!
わたしはコンデンスミルクとクコの実に加え、アレンジにさつまいもをトッピング!
裏ごしせずに取り分けておいたさつまいもを1cm角に切り、蜂蜜と黒ゴマを絡めて彩りをアップしてみました。
さつまいもの黄金色が、なんとも秋らしい雰囲気を感じさせてくれます。
クコの実の赤も、紅葉で真っ赤に染まったもみじのよう♪
ふんわりとろ~っ食感。さつまいもの自然な甘みが◎
それでは、いただきま〜す。
口に入れた瞬間、口の中でスーッと溶けていくような、なめらか〜な食感にびっくり。
これは…高級ホテルのスイーツにも匹敵するほどの上品な味わい!
ババロアならではのふんわりとろ~っつとした口当たりがたまりません。
しかも、牛乳や生クリームのリッチな濃厚さの中にも、さつまいもの自然な甘みがしっかりと感じられ、ひと口食べるごとに深いコクが口の中に広がります。
さらにトッピングしたコンデンスミルクにより、まろやかな甘さもプラスされるので、最後まで飽きることなくペロリと完食♪
コンデンスミルクの代わりにカラメルソースをかければ、ほろ苦さが加わって一気に大人の味になりそう♡
秋になると、自宅でほぼ毎日焼き芋を作るほど、さつまいもが大好きなわが家。
夫と娘も顔を見合わせ「おいし〜!!」「もう1個食べたい!!」と大喜びしてくれましたよ。
旬のさつまいもをシンプルに活かしつつ、どこか懐かしくも高級感のある「さつまいものババロア」。
卵不使用、生クリームの泡立て不要で、簡単においしいババロアが作れるので、みなさんもぜひお試しください。
★今回のレシピは、JAいるま野「とれ蔵KITCHEN」からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://www.ja-irumano.or.jp/recipe/satsumaimo/4091.html
※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。
配信: あたらしい日日
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