11月20日はピザの日です。
筆者の家族はみんなピザが大好きなので、週末になると宅配ピザを頼んでピザパーティー(という名の手抜き)をすることもしばしば。
定番のトマトソースを使ったピザから、照り焼きや大葉、しらすを使ったピザなど、日本ならではの味付けも人気ですよね。
おいしくてつい頼み過ぎてしまうので、翌日もピザが続いて胃もたれが……という方もいらっしゃるのではないでしょうか。(筆者です)
今やいろいろな国で食べられているピザですが、いったいいつごろから食べられているのでしょうか。
思わず人に話したくなる身近なピザの豆知識や、筆者のように食べきれず残してしまった場合でもおいしいまま保存できる方法もあわせてご紹介します。
ピザの歴史
今や日本人にとっても身近な存在であるピザですが、いつから食べられているのでしょうか。また、日本で食べられるようになったのはいつごろなのでしょう。
気になる豆知識をご紹介します。
ピザの起源はいつ?
イタリアやアメリカのイメージがあるピザですが、実はピザの発祥は古代エジプトといわれています。(諸説あり)
もともとメソポタミア文明発祥とされる「小麦粉と水を溶いて焼く」という食文化が古代エジプトに伝わり、それを発酵させてから焼くというパンの原型に進化しました。
発酵させた生地を平たく丸く成形し、石窯に貼りつけて焼きはじめるようになったものがピザの始まりとされています。
これはなんと紀元前3000年ごろのこと! ピザは現代的な食べ物のイメージがありますが、ルーツをたどると実はとても歴史の長い食べ物だったのですね。
イタリアにおいてピザという名称で広まったのは、16世紀後半から17世紀のこと。
イタリア南部でトマトの栽培が始まり、ナポリ近郊でモッツァレラチーズも作られました。それらをトッピングとして使ったピザはナポリの街で広まり、人々に深く愛されました。
日本に来たのはいつ?
日本では、第二次世界大戦中に神戸に着いたイタリア海軍によって伝わったとされています。(諸説あり)
ピザが広く知られるようになったきっかけは、なんと1964年に開催された東京オリンピックだそう。アメリカから輸入された冷凍ピザが販売され、オーブントースターの普及により家庭でも食べられるようになったというわけです。
参考:ピザの歴史を本格ピザ屋が紹介!日本の発祥や宅配ピザの歴史も|fontana 信州の薪を使って焼き上げるこだわりの本格冷凍ナポリピッツァ専門店
ピザの種類
みなさんは好きなピザの生地はありますか? 筆者はかりっともちもちの生地が好きですが、子どもはクリスピーなタイプが好きです。
今回はいくつかあるピザの種類の中から、比較的メジャーな3つのタイプをご紹介します。
ナポリピザ
ナポリピザの生地の特徴は、外はパリッ、中はフワッとした食感のコントラスト。耳がふわっとしっかり膨らんでいる見た目も食欲をそそりますよね。
筆者が好きなのはまさにこのナポリタイプ。
ナポリピザはシンプルなトッピングだけで、生地を味わいます。正式にナポリピザとよばれるものは「マリナーラ」「マルゲリータ」の2種類といわれています。
クリスピーピザ
19世紀、イタリアのローマで生まれたピザが元となりました。ナポリピザと比較するために「ローマピザ」ともよばれています。
クリスピーピザは、その名の通りサクっとした歯ごたえがおいしいピザです。
こちらはピザ生地というよりもトッピングを楽しむピザになります。四角い形のことも多く、おつまみとしても提供されていますよね。
アメリカンピザ
アメリカンピザは、まるでパンのようにしっかりずっしりとしています。
生地自体にボリュームがあり、トッピングもたっぷりとのっているのが特徴です。
19世紀後半、アメリカに移住したイタリア人によって伝えられ、少しずつ現在のボリューミーなピザに姿を変えていったとされています。
参考:あなたはどれが好き?ピザ生地の種類と特徴|恵那 銀の森
配信: ASOPPA!