電気代が高いのは『照明』が原因? 政府広報の情報に「工夫してみます」

電気代が高いのは『照明』が原因? 政府広報の情報に「工夫してみます」

電気代の値上げや光熱費の高騰に悩んでいる人は多いでしょう。

生活に欠かせない電気は節電したいと思っても限界があります。しかし、使い方を工夫することで『使いながらの節電』ができるかもしれません。

『政府広報オンライン』のウェブサイトでは、手軽にできる節電方法を紹介しています。

見落としがちな『あの家電』の使い方を見直して、賢く節電しましょう。

『照明』は家電の中でも使用割合が高い

※写真はイメージ

「電気代が上がった」と感じた際に、多くの人が『エアコン』『冷蔵庫』などの大型家電を原因として思い浮かべるのではないでしょうか。

エアコンや冷蔵庫は電力消費の高い電化製品ではありますが、電気代は『使用時間』も関係するので、これらの家電がすべての原因とはいえません。

『資源エネルギー庁』の発表によると、夏の19時の電気使用割合は『エアコン』『照明』『冷蔵庫』の順に多く、この3つが使用の6割を占めています。

エアコンと冷蔵庫は安易に電源を落とせませんが、照明に関しては調整が可能です。

節電を始める最初の一歩として、照明の使い方を見直してみましょう。

照明を上手に使うコツ

照明の節電に取り組む時は『器具の汚れ』『点灯時間』『電球の種類』に注目しましょう。

1.照明器具を掃除する

ランプやかさが汚れると、明るさは極端に低下します。

ダイニングキッチンなどの汚れやすい場所の照明は、こまめにお手入れしましょう。

政府広報オンライン ーより引用

シーリングライトやペンダントライトなど、天井にある照明は埃がたまりやすく、思った以上に汚れています。

「部屋が暗いから」と明るさを上げるとより多くの電力を使うことになるので、電気代節約のためにも定期的に掃除するようにしましょう。

2.点灯時間を短くする

誰もいないのに照明を点けている、また戻ってくるからと点けっぱなしにしていることはありませんか。

必要のない明りはこまめに消しましょう。長時間部屋を空ける時は消したほうが経済的です。

「もうこの部屋は使わない」「しばらく戻らない」と分かっている時には照明を消す習慣を付けましょう。

ただし、蛍光ランプは頻繁に点滅させるとランプの寿命が縮む場合があるので注意してください。

3.LEDランプに変更する

電球は大きく『白熱電球』『蛍光灯』『LED』の3種類に分けられ、種類によって消費電力が変わります。

最も多く電力を使うのは『白熱電球』、最も消費電力が少ないのは『LED』です。

LEDに変えるとなると、照明器具そのものを変えなくてはならないようなイメージもありますが、現在は電球のみ変えることもできます。

変更できるかは『使っている照明器具にもよる』ので、変更する前にLED電球・LED蛍光灯に適合しているかを確認してみましょう。

見落としがちな照明の使い方を改めて、節電に取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

[文・構成/grape編集部]

出典 政府広報オンライン

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