3.24時間365日かわいい子はいない
未就学児3人の子育ては、とにかく体力勝負です。どこでも走り回り、話を聞いてくれないのは日常茶飯事。さらに仕事のスケジュールが重なっている時に限って、寝かしつけに時間がかかったり子どもが体調を崩したりして、私はどんどん心の余裕を失っていきました。
「早く寝てくれないかな」「大人しくしてくれないかな」気付けばそのようなことばかり考えている自分に気付き、落ち込みました。
「子どもたちと笑って過ごせる余裕をなくしてまで、仕事を頑張る理由ってあるのだろうか…」
24時間365日かわいい子はいない / polkadot / PIXTA(ピクスタ)
その時に友達がかけてくれた言葉が「24時間365日かわいい子どもはいないよ」です。たしかに自分自身も幼少期は親に散々心配をかけ、叱られたり親の手を煩わせていたりした経験があると思い出して、一気に心が軽くなりました。「子どもをかわいいと思えない自分を責める必要はなく、かわいいと思えるような心の余裕を取り戻せばいいだけだ」と気付き、救われました。
そして自分を責めるのをやめたら、少しずつ心の余裕も取り戻せたのです。自分の考え方一つで、見える世界は変わると改めて気付いた出来事でした。
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河村さんは在宅ワークと子育ての両立が大変な時こそ周囲の言葉を素直に受け入れ、気持ちを切り替えていたそうです。たった一言で考え方や見える景色はガラッと変わります。
そのきっかけはSNSの投稿や、誰かの一言など本当にさまざまです。つらいときは誰かに話してみると、思わぬ視点からアドバイスをもらえるかもしれませんね。
▶プロフィール
河村夢美
フリーランスWebライター。双子と2歳児の母。働き方に悩み、育休中に鉄道会社を退職。現在は2歳児の自宅保育と在宅ワークをしながら、働き方に悩む子育て世代に向けて在宅ワークをかなえる方法やリアルな体験談を発信中。
文=YY
配信: レタスクラブ
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