「芸能記者たちもみんな好きだった」火野正平さん 若き日の“別れても嫌われない”モテ男伝説

「希代のプレイボーイ」と称された俳優の火野正平さんが11月14日に亡くなっていたことが20日、分かった。75歳だった。

 近年は、2011年から始まった、日本全国を自転車で回る旅番組「にっぽん縦断 こころ旅」(NHK BSプレミアム)に出演し、“自転車おじさん”として好評を得ていた。旅の途中で女性から握手を求められると「子どもできちゃうよ」と、茶目っ気たっぷりに笑顔を見せていたものだ。

 昔は共演者キラーとして知られ、数々の女性と浮名を流した芸能界屈指のモテ男。“火野と握手したら妊娠する”との噂が飛び交うほどのプレイボーイで、口説き文句は「絶対、(男女の関係に)なるんだから、早くしたほうがいい」だった。

 数々の浮名を流した火野さんだが、付き合った女性からのクレームは、ほとんど聞かない。火野いわく、女性との別れ際には「別れても悪口言わないで、仕事無くなっちゃうから」と懇願していたというが、これは彼なりの謙遜だろう。

 もちろん彼自身も、付き合いのあった女性の悪口を決して言わなかった。これが、モテる男の“秘訣”だそうだ。

「浮名を流していた頃は、ワイドショーの常連でした。けれどもそれは、火野さんが取材に応じてくれたからなんです。自宅に突撃しても、近所迷惑にならないように配慮しながら、きわどい質問にも応じてくれました。コメントに使えそうな言葉も発してくれました。一見強面風に見えますが、目が優しいんです。結局、みんな火野さんが好きなんですよ。それで、芸能記者も頻繁に取材に行っていたんです」(芸能記者)

 付き合った女性とは、相手が別れを切り出すまで別れない。惚れたが最後、憎めないいい男。それが、火野正平だ。

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アサジョ
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