妻子ある実業家男性との不倫を報じられていたタレント・鈴木紗理奈が11月19日放送の「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(TBS系)に生出演し、相手の家族へ「申し訳ありません」と謝罪している。
鈴木は14日発売の週刊文春に50代の実業家との半同棲愛を報じられるも、記者から男性が既婚者であることを告げられると「ウソだ、ウソだ」などとパニックになり、出会った当初はすでに離婚していると聞かされていたという。
番組冒頭、鈴木は神妙な面持ちでこの報道に言及。「私には交際している男性がいました。離婚歴があり、子供がいると聞いていました」「既婚者であるというような発言やコメントが一度もなかったし、全くそういうことは疑っていなかったので、普通にいいお付き合いをしていると思っていました」と不審な点はなかったと振り返るも、記者の直撃後に本人に確認すると「私に出会う前から別居をしていて、離婚協議中ではあるものの既婚者であると、大変申し訳ないことを伝えられました」と謝罪の言葉があったようだ。
しかし、鈴木は“ダマされた”自身の傷心よりも相手の家族への罪悪感に触れ、「私ももちろん驚いているけど、家族はもっと驚かれて、傷付いているだろうし、知らなかったとはいえ、ご家族を深く苦しませているということは本当に申し訳なく思います。申し訳ありません。1日でも早くお相手のご家族の方が平穏な日を送れるように願っています」と謝罪した。
「日頃から様々な芸能人の女性問題などをバッサリ斬ってきた鈴木だけに、コメンテーターを任される情報番組『ゴゴスマ』に生出演し、しっかりと自分の口で経緯を説明することはとても勇気のいることだったはず。時折、言葉を詰まらせながらも、自身の過ちを深く反省し、謝罪の言葉を述べた鈴木には視聴者からも『すごく申し訳ない気持ちが伝わってきたし、鈴木さんも被害者だよと言ってあげたい』『こんなにかっこいい謝罪があるのか』『彼女の真剣な表情と言葉の重みを聞いて、知らなかったのは本当だと確信した』『生放送、休んでもいいのに…心が痛い』などの声がネット上に殺到。また、騒動の当事者が“文字”ではなく自分の言葉で説明することの大切さや説得力の違いを痛感する人も多かったようで、『潔い紗理奈さんに比べて松本人志と来たら…』『鈴木紗理奈は自分に非がなくても、ちゃんと話すのに、松本人志は何故逃げ回ってんだろう』『どこかの疑惑の芸人さんにも聞かせたいですね』と、性加害疑惑に関して公の場での説明をしないダウンタウン・松本人志と比較する人もいましたね」(テレビ誌ライター)
みずからの強い思いや体温が込められた言葉には視聴者に響くものも多く、鈴木のような対応は今の松本に最も求められる態度だったのではないか。
(木村慎吾)
配信: アサジョ
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