2024年9月、『ヒルトン・ガーデン・イン・ソウル江南』に宿泊してきました。アイドルやドラマの聖地をめぐる方も、韓国デザイナーのショップをチェックしまくる方も、肌管理のために美容医療の予約を入れまくる方も、グルメ目的の方もいらっしゃることでしょう。首都ソウルの面積は東京23区と大差はなく、地下鉄も通っているので観光しやすいのですが、やはり重要視したいのは「効率」。旅に応じてできるだけ便利な場所に宿泊先を決めて、移動に時間を割くことなく目的地を網羅したい。結論からいうとそんな大人に、『ヒルトン・ガーデン・イン・ソウル江南』がめちゃめちゃオススメだったんです。次のソウル旅行の際に、ぜひお役立てください。
ヒルトン・ガーデン・イン・ソウル江南は最寄り駅まで徒歩2分!
ヒルトン・ガーデン・イン・ソウル江南は、江南(カンナム)駅までは徒歩19分。ただし、江南駅まで1駅の地下鉄3号線・新盆唐線の良才(ヤンジェ)駅までは、徒歩2分という便利さです。なので街を眺めながらお散歩気分で江南駅に向かい、食事やお買いものを済ませて荷物が増えたら良才駅まで帰ってくればベスト。
新盆唐線は良才駅から北上すると、江南、新論峴(シンノヒョン)、論峴(ノヒョン)、新沙(シンサ)と続きます。地下鉄3号線は高速ターミナルや狎鴎亭(アックジョン)、乙支路3街(ウルチロサムガ)、安国(アングク)や景福宮(キョンボックン)に繋がる便利な線。明洞に行きたければ忠武路(チュンムロ)で下車すればOKです。詳しくはソウル市観光情報ウェブサイトで、路線図をご確認くださいね。
ヒルトン・ガーデン・イン・ソウル江南
253 Gangnam-daero, Seocho District, Seoul, 韓国
ちょっと、次の渡韓でも定宿にしたい便利さ。江南大路という大通りに面しているのも安心で◎。
カルグクスや冷麺の名店に食堂が満載!周辺グルメがアツ過ぎる
ホテル2Fで食べられる朝食も美味しく、1Fにあるカフェ&バーも正直、オトク。ですがここは江南。経済の中心地と言われるだけあって大企業のオフィスも多く、高級住宅街ゆえにパワーカップルも数多く住んでいます。ゆえに名店もズラリ。1本裏道に入ればネオン街で焼肉店がしのぎを削っていました。なかでも、ヒルトン・ガーデン・イン・ソウル江南からほど近い名店としてイチオシなのが、ミシュランにも輝いている『イムビョンジュ サンドン カルグクス』!
ヒルトン・ガーデン・イン・ソウル江南から徒歩5分かからなかったと思います。一目散に行けば3分程度。『イムビョンジュ サンドン カルグクス』は長年の歴史を誇る人気店でありながら、8年連続ミシュランガイドに掲載されるほどソウルの中では有名なお店のひとつだそうで、11時開店、21時閉店……と各種ガイドには記載されていますが、訪れた日は20:30にはお掃除が始まったので、時間に余裕をもって伺いましょう。カウンター席もあるのでおひとり様もOK。コングクス(豆乳の冷麺)やマンドゥ(韓国の餃子)も人気だそうですが、私のお目当ては一点、あさりカルグクス(韓国のうどん)です!
裏道に入ると、韓国ドラマに出てくるような繁華街!
超どうでもいいですが、裏道に入った瞬間に出くわしたこちらの焼肉店も美味しそうでした。アジョシ(おじさん)たちが軒先で大声で話してました。ケンカしてるのかな? と思ったのですが、日常会話のようでした。お肉食べてスタミナついて、声が大きくなったのでしょうか。元気なことはいいことです。アジョシたちに幸あれ。
着きました、イムビョンジュ サンドン カルグクス! 階段で2階に上がります。
『イムビョンジュ サンドン カルグクス』のメニューはこちら。左の一番上がシグネチャーメニューと思われるあさりの入った『サンドン カルグクス』₩12,000(日本円で約1,320円)。下が『ピョンヤン ワンマンドゥ』(餃子ですね)、『マンドゥ汁』(餃子スープですかね)、『冷やしコングクス』(冷たい豆乳麺でしょうね)です。右の₩50,000のメニューはポッサム(豚をゆでたやつ)と豚足のようです。
こちらのカルグクス(韓国のうどん)はあさりが入っている淡白なお味。ですがダシに深みがあり、スープをひとくち飲むとプンと香る小麦……! 韓国料理って、お店にもよりますが化学調味料を活用しているところもそれなりにあるように感じますが、おそらく、こちらは無縁。あっさりとしたスープと手打ちの麺、そしてあさりのダシ。塩味は強くなく、卓上のコショウなどで味変も可能ですが、「余計なことはしてくれるな」と思わせる完成度の高いお味でした。なるほど、これがミシュラン獲得の味か……!
ついてきたキムチ(けっこう辛いよ)で味変も可能。このキムチもわりとナチュラルな味でした。
『イムビョンジュ サンドン カルグクス』
月曜は定休で、平日は11:00~21:30、土日は11:00~21:00の模様。詳しくは店舗でご確認ください。
2017年からミシュラン獲得。ちなみに、中央右の手書きの張り紙は「豆乳麺開始」。冷やし中華はじめました、的なことが書かれています。
韓国で麺といえば冷麺。それも、本来は北朝鮮のグルメである「平壌冷麺」食べてみたい! ドラマ『愛の不時着』などを見てずっと思っていた願いが、江南で叶いました。なかなか行けないですからね、北朝鮮。ヒルトン・ガーデン・イン・ソウル江南から徒歩12分ほどだったでしょうか、ありました『乙密台(ウルミルデ) 江南店』が!
本店は孔徳という街にあるようですが、ここ江南にも店舗があります。1950年代に勃発した朝鮮戦争の際に北から避難した方が開業した老舗店とのことで、故郷・平壌(ピョンヤン)の冷麺を忠実に再現しています。
水冷麺は₩16,000(日本円で約1,760円)。スユク(茹で肉)は大が₩100,000、小が50,000ウォン、チヂミは1枚₩13,500のようです。ビビン冷麺も₩16,000ですね。
卓上の調味料には日本語のシールも貼ってくれていました。
お茶と思いきや、あったかいそば湯。
冷麺は一緒に出されたハサミで適宜カットして食します。ちなみに、スッカラ(スプーン)はついてきません。周囲をキョロキョロ見てみたのですが、みんなお箸だけで食べてる!
シャリシャリに凍ったスープは牛骨や野菜の深いダシでありながら、驚くほど淡白。「味が……薄いのか……?」と一瞬思うのですが、塩味を足したいとは思わないのです。添えられた薄い大根のキムチのような和え物や、お酢で味変しながらいただきます。日本の焼肉店や市販の韓国冷麺にはそもそもお酢などの酸味が入っているものが多いですが、これはナシ。ただひたすらにダシの味。余計なものが入っていない素直な味でした。日本で食べたことないかも……と思いながら夢中ではむはむ。韓国料理がお好きな方には一度味わっていただきたい味です。
麺は弾力はあるけれど噛み切れないとかではないのです。不思議! 美味しい!
『乙密台(ウルミルデ) 江南店』
平日は11:00~22:00、土日は11:00~21:00とGoogleマップには記載されていますが、詳しくは店舗でご確認ください。
オフィスビル1階の奥の奥にあり、途中でハングル文字で案内がありますが、やや分かりづらいのでご注意を。
お好きな韓国グルメは何ですか? サムギョプサル、プデチゲ、ユッケビビンバなどいろいろ思いつきますが、私は海鮮です。なかでも生のカニをお醤油で漬けたカンジャンケジャンが大好物! いつか海辺の町で食べてみたいなと思っているのですが、こんな都会のど真ん中にも美味しいお店がありました。江南駅から地下鉄2号線でたった1駅、駅三(ヨクサム)駅からほど近い『オダリチプ カンジャンケジャン 江南直営店』です。
カニのミソや卵があふれ出しそう! これにかぶりつく幸せよ……!
カンジャンケジャン定食はカニのサイズで価格が異なります。XXL、XL、L、M~とあり、勇んでXXLを頼もうとしたら「売り切れだから一番大きいのはLだよ」と教えられました。
こちらがカンジャンケジャン定食のLサイズ₩39,800(日本円で約4,378)。サービスでカンジャンセウ(エビの醤油漬け)が一尾乗ってます。ラッキー! 小皿のおかずのほかにトビコなどが乗ったごはん、海苔、キムチチゲ、ケランマリ(茶わん蒸し)もあり、食べきれるのか不安。
この海苔にご注目! 右は普通の板海苔、中央が味付けの韓国海苔で、いちばん左が青海苔をシート状にしたようなもの。なんだこれ!
青海苔のシート状のものにごはんとカニのミソなどを乗せてひとくちでいただきます。悶絶レベルのうまさ!
キムチチゲにもお肉がごろごろ。韓国で食べるキムチチゲって「トマトスープかな?」ってくらい酸味を感じます。熟成したキムチで作るからでしょうか、とても好みの味でした。
明洞のお店が有名な『オダリチプ カンジャンケジャン』はオーナーが元歌手だそう。それゆえか店内には韓国や日本の芸能人の写真なども貼られていました。私のほかに日本人観光客らしきお客さんもいましたが、現地にお勤めの会社員らしきグループもいて、ランチタイムを外して伺ったのにお店は混雑。この価格とこの味なら納得です。韓国料理好きの友だちを連れて再訪したい……! そのときはXXLを食べたい……! 江南駅から歩いても伺える距離でカンジャンケジャンも食べられるとは、発見でした。
『オダリチプ カンジャンケジャン 江南直営店』
Googleマップには毎日9:20~5:00(オールナイト!?)と記載がありますが、詳しい営業時間は店舗でご確認ください。
辛いヤンニョムケジャンや、焼肉もメニューにありました。こちらは2号店で、すぐ隣のビルに1号店があるよう。
このほかにもヒルトン・ガーデン・イン・ソウル江南の徒歩圏内には飲食店が満載。超有名店から、周囲の会社員の方が訪れるのでしょう、定食のお店までたくさんありました。ふらっと入ったソルロンタンのお店でも美味しいトガニタン(膝軟骨のスープ)に出合えましたよ。江南ならおひとり様ランチも食べそびれはナシ! まだまだ行きたいお店がたくさんありました。ああ、旅先では胃袋が5個欲しい……!
『チャムソルロンタン 瑞草店』で食べたトガニタン₩21,000(日本円で約2,310円)。卓上のお塩やキムチで味を調整し、ごはんを入れて食べたりします。ホテルから徒歩7分程度。
ホテルから徒歩5分程度に、平壌冷麺や焼肉の名店『ボンピヤン』の本店も発見。
個人的に1年前、仁川にあるパラダイスシティ内に店舗が入っていたので訪れたことがあるときの写真です。牛はもちろん豚カルビも、冷麺も記憶に残る味。お値段は名店らしい設定ですが、せっかく韓国に来たならマチガイナイ名店に行きたい!
江南駅周辺に、チェックしたいお店はだいたいある
ソウル旅行に来たら一度は寄りたい『OLIVE YOUNG』(韓国のドラッグストア・通称オリヤン)も江南駅周辺に4~5件ありました。一番大きな店舗は『OLIVE YOUNG 江南本店』で、江南駅10番出口を出て2分ほど歩いたところに出現します。ちなみに、ヒルトン・ガーデン・イン・ソウル江南に宿泊するなら、穴場は良才駅の地下街にあるオリヤンの店舗。そこまで大きくはありませんが必要なものはだいたい買えそうです。
1年前の渡韓時より、モデリングマスク(混ぜて顔に塗って固めるパック)の種類が増えたように感じます。逆に、1年前に買ったパヒュームハンドクリームはもう置いていなかったりと、商品の入れ替わりが激しい韓国。
東大門で朝まで営業していると大人気の激安雑貨ショップ、NYU NYUも江南にありました。
『NYUNYU 江南』はOLIVE YOUNG 江南本店のほぼお隣。地下にあります。東大門に行かなくていいんだ!
ピアスが₩4,000(日本円で約440円)!
キャップが豊富で、日本円で約1,000円くらいで買えます。
ヒルトン・ガーデン・イン・ソウル江南から徒歩10分程度のところには、いわゆるスーパーマーケットのemartもあるので、おみやげを買いに行くのもアリ!
Youtuberのモッパン用でしょうか、巨大なカップラーメンも売られていました。
韓国で今とっても勢いのある、NO BRANDのスーパーもあります。NO BRANDはemartのプライベートブランドゆえ、売っているものはとってもリーズナブル。NO BRANDの商品以外ももちろん置いてあります。話題のお店が徒歩圏内でだいたいチェックできるのは嬉しいですよね。やっぱり江南、最強!
干しタラのおつまみ発見!
意外とアツい、『江南地下街ショッピングセンター』
南大門や東大門、高速ターミナル駅や各種市場で味わえる、雑多な雰囲気もソウル旅行の魅力のひとつ。お魚を売っている横にいきなり衣料店があったり、びっくりするほど激安でパジャマや靴下が買えたりする、アレです。さすがにあの雰囲気は江南にはないでしょうから、地下鉄に乗って市場に行こうかしら……と思ったら、江南駅の地下街が思いのほかワイワイしている!
ヘアクリップはだいたいどのお店も3個で₩10,000(日本円で約1,100円)
謎のニットバッグも₩10,000。旅先だとこういうの欲しくなるのなんでだろう。
下着、パジャマからお洋服までなんでもあり。江南はカジュアル衣料より、ちょっとキレイめなお姉さんスタイルが多い様子です。掘り出し物を見つけたい方はぜひ。
ここはいわゆる『江南地下街ショッピングセンター』。駅構内にさまざまなお店がひしめいていて、軽食なども食べられます。個人的に雑貨や衣料などは狎鴎亭や新沙のお店で見てみたいと思っていたのですが、日本円で1,000~2,000円で買えるスマートフォンケースは、さすがに爆買いしてしまいました。
江南駅の1番出口付近に、スマホケースのショップが乱立しています。ぜひ!
★ちなみに……江南のショッピングで困るのが「トイレ問題」。カフェなどに入れば別ですが、韓国の衣料品店って客用のトイレ、あんまりないんですよね。そんなときは地下鉄駅構内のトイレを活用しましょう。複数あり、水洗で安心して使えそうでした。
地下鉄1本でおしゃれエリア、狎鴎亭に行けちゃう
そして、大人の韓国旅行ならぜひとも足を運びたいのが狎鴎亭や清潭洞エリア。ヒルトン・ガーデン・イン・ソウル江南からは、徒歩2分の最寄りの良才(ヤンジェ)駅から地下鉄3号線に乗れば新沙までは5駅、狎鴎亭駅まで6駅です。やだこのホテル、本当に便利~! カロスキルはもちろん、メイクアップスタジオとして人気の『Bit.Boot』も、『GENTLE MONSTER(ジェントルモンスター)』や『TAMBURINS(タンバリンズ)』、カフェの『NUDAKE(ヌデイク)』が入ったHAUS DOSANも地下鉄で1本。おしゃれな大人は1日中歩きまわっても楽しめそうなエリアです。
さっそくHAUS DOSANへ駆け込み。ジェントルモンスターのインスタレーションはやっぱり迫力ありますね。動きます。
商品ほんのちょっとしか置いていないのに、このオブジェがいきなりお出迎えするという謎な店構え。
地下のカフェ、ヌデイクの映えスイーツも楽しめます。
HOUS DOSANから少し歩くと、最近は日本の各セレクトショップでもお取り扱いがある、人気の韓国ブランド『ARCH THE』の路面店に遭遇。
あらなに、あのお店素敵ね、と思ったらARCH THEでした。
お洋服のほかに食器なども並んでいて、とってもクリーンなムード。素敵です。
近くには韓国では根強い人気のスニーカーショップ、『KASINA 1997』も発見。韓国限定アイテムなども比較的揃っていると思われます。レアものをここで買うのもアリですね。
こっそりお買いものしました。
韓国ドラマでも見た『ピョルマダン図書館』も近い!
江南エリアには観光スポットも多数あります。なかでもちょっと、美しいものを見に行ってみましょう。良才駅から新盆唐船に乗り、江南駅で地下鉄2号線に乗り換え三成(サムソン)駅または、新論峴駅で地下鉄9号線に乗り換え奉恩寺(ポンウンサ)駅で下車すれば、COEX=スターフィールド・コエックスモールに到着。ここにはショッピングセンターのほか水族館などもある複合施設ですが、韓国ドラマのロケ地としても知られるピョルマダン図書館があるんです!
どーん! なんだこれは! 地下から地上へそびえたつ巨大本棚!
蔵書は5万冊に及ぶというピョルマダン図書館。施設内でのみ無料で書籍の閲覧が可能です。あらゆる種類の書籍や海外の雑誌なども並んでおり、併設のカフェでコーヒーを買ってゆっくり読書なんてことも。ああ、ハングルが読めるなら1日中ここにいられる。むしろ住める……! と活字好きとしては思いつつ、日本の作品を探してみました。
海外の雑誌コーナー。オトナミューズを紛れさせて置いて帰ろうかと思いましたが、ギリギリの良心があったので控えました。
おや、見覚えのある作品があるぞ。あれは……?
じゃーん!『元彼の遺言状』(新川帆立先生)の韓国語版です。日本での発行は弊社・宝島社なんです。なんだか嬉しい!
吉田修一先生の『悪人』も。映画化された作品の原作は韓国語版になりやすいのかもですね。下段は韓国でも大変に人気だという、村上春樹先生の作品群です。
東野圭吾先生も韓国で人気なのかな? かなり多くの作品の韓国語版が並んでいました。
ホテルの隣には24時間のキンパのお店もある
江南を探索している取材期間に、とんでもない荒天の日がありました。強風が吹き、まさにバケツをひっくり返したような大雨でとても出かけられる状態ではありません。そんなときは無理せずお部屋でマッタリすればいいじゃないですか。ヒルトン・ガーデン・イン・ソウル江南の中にレストランやカフェもあり、1Fの無人売店ではカップラーメンやお菓子、冷凍食品などもコンビニなどと大差ない、良心的な価格で買えてしまうのです。お隣には24時間営業のキンパのお店もあります。雨に濡れることなく韓国を楽しめるなんて、さすがヒルトン……一流だわ!
お隣のキンパのお店。キンパ以外にもラーメンやとんかつなどもありますよ。
₩5,000(日本円で約550円)ほどでキンパをテイクアウト。美味しかったですよ!
汁物が欲しければホテルの1階でカップ麺を買えばいいじゃない~、安いし。
スナック菓子もあるじゃない~!
お会計は無人なので、どすっぴんで1Fまでお買いものに来ても大丈夫(多分)。
雨が降っているんだから、お部屋のベッドで韓国のテレビを堪能。大好きな「三食ごはん」の新シリーズが放映されていました。幸せ~!
ちょっと、良過ぎる、ヒルトン・ガーデン・イン・ソウル江南
便利過ぎる、そして快適過ぎる。もうすっかり『ヒルトン・ガーデン・イン・ソウル江南』のとりこです。しかも江南エリアのグローバル展開のホテルの中では唯一、ルーフトッププールまであるんです。お部屋もひとりで泊まるには十分の基本のキングゲストルーム(25㎡)から家族で泊まりたいクイーンファミリールーム(38㎡)、キングプレミアムスイート(73㎡)まで多彩。
4月~11月限定ですが、ソウルのど真ん中で温水プールでちゃぷちゃぷできます。
デラックスダブルルームも広々。
キングプレミアムスイートにはキッチンもあります♡
さらにキングプレミアムスイートにはバスタブも。ゲストルーム以外のお部屋にはバスタブがあります。長期滞在したい……!
アメニティは最低限。けれどシャンプーはピーター・トーマス・ロス!
ヒルトンに限らず、韓国のホテルは環境保護への配慮から不要なアメニティを置かない法律があります。『ヒルトン・ガーデン・イン・ソウル江南』ではシャンプーやボディソープ、ハンドソープなどピーター・トーマス・ロスを採用。グリーンティーのイイ香りで髪がバサバサになるなんてこともなし! 日本からシャンプーを持参する必要もないんです。
シャンプーはさっぱり、コンディショナーはしっとりさせてくれるので男女問わず使えそう。いい香りで気分アガりました。
歯ブラシなどもお部屋にはありませんが、急を要する場合は1階の無人ショップで₩1,000(日本円で110円程度)で買えます。ほんとここ、価格が良心的。
キングゲストルームにはバスタブはありませんが、デラックスルーム以上のお部屋にはバスタブあり。トイレはウォシュレット完備。
ベッドサイドの時計は、置くだけ充電タイプのスマホの充電が可能。
デスクまわりにはUSBチャージャーもありました。スマホやUSBが繋がるタイプのPC充電だけでOKなら、変圧器などを持参する必要もないのでは?
いかがでしたか? 長距離移動ナシ! 江南エリアだけを満喫した数日間でしたが、しっかりソウルを楽しめた気がします。江南エリアは美容目的で訪れる大人の女性も多いことでしょうから、肌管理のついでにちょこっと移動でしっかり旅を満喫するもよし。そんなとき『ヒルトン・ガーデン・イン・ソウル江南』は自信をもってオススメできる素敵な施設でした。迷ったらヒルトン、で間違いなし!
ホテルからほど近い商業施設ビルには美容医療の病院がひしめきあっているご様子。肌管理をして、江南でゆったり遊ぶのもオススメです。
otona MUSE Y
※ウォンから円への換算レートは2024年9月渡韓時のものです。
配信: オトナミューズウェブ
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