「息が苦しい…」大好きな妻が国の指定難病に。夫婦で闘う姿を描いた漫画が話題【著者インタビュー】


『大好きな妻が難病になった話~ふうふの日記マンガ~』より / (C)カレーとネコ
大好きな妻との日常を描いた『ふうふの日記マンガ』をSNSに投稿している漫画家・カレーとネコさん。仲良し夫婦の日々は平和そのもの…だったのですが、妻の体調が徐々に悪化。検査の結果、国の難病に指定されている進行性の病気「リンパ脈管筋腫症」であることが判明します。妻の突然の入院で2人の日常はどう変化していったのでしょうか…?

夫婦で支え合う姿にじんわり心が暖かくなると話題のコミックエッセイ『大好きな妻が難病になった話~ふうふの日記マンガ~』。作者のカレーとネコさんに、難病発覚当時のお話をうかがいました。

『大好きな妻が難病になった話~ふうふの日記マンガ~』あらすじ

漫画家のカレーとネコさんと妻さん夫婦は、ネットで知り合い、6年半の遠距離恋愛を経て結婚しました。いつも仲良く、平凡で穏やかな日々を送っていた2人。


『大好きな妻が難病になった話~ふうふの日記マンガ~』より / (C)カレーとネコ/KADOKAWA
ところが、結婚して6年目、妻さんが体調を崩すことが増えてきました。少し階段を登るだけで息切れしたり、咳き込んでその場にへたり込んでしまったり…。

息苦しさを訴えることが増えた妻。忍び寄る不穏な足音

――何気ない日常の中に少しずつ「何かの足音」が忍び寄る描写に胸がギュッとなりました。妻さんの病気が判明するまでに、どのような前兆があったのでしょうか?


『大好きな妻が難病になった話~ふうふの日記マンガ~』より / (C)カレーとネコ/KADOKAWA


『大好きな妻が難病になった話~ふうふの日記マンガ~』より / (C)カレーとネコ/KADOKAWA

カレーとネコ:1番は息苦しさを訴える事が増えたことです。マンションの階段を登って玄関に到着すると、そこで動けなくなる事もあり、少し休憩して落ち着いてからまた動くといったように行動が細切れになっていました。今思うとあの頃は病気が進んでおり酸素の数値も下がっていたでしょうから、とても苦しかったのだろうと思います。

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