【水ダウ】劇団ひとりが「電気イスゲーム」で見せつけた「バラエティの最適解」

 11月20日放送の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)で「電気イスゲーム」シリーズの続編を放送。劇団ひとりと岡野陽一が頭脳戦を繰り広げた。

 8名の人気芸人がトーナメント方式で対戦する同企画。たがいに対戦相手の選択を推理し、12脚の椅子に電流の装置を仕掛け合うという人気コーナーだ。

 11月6日に放送された第一回戦では小籔千豊がロンドンブーツ1号2号・田村淳に勝利。今回の対戦で勝ち抜いた芸人が小籔とベスト4で激突することになる。テレビ関係者が語る。

「一度にまとめて放送せず、不定期のシリーズ形式で公開している水ダウの『電気イスゲーム』ですが、出場者の個性を余す所なく引き出していて非常に面白い。まだ2回目の放送ではあるものの、今回の対戦は“ベストバウト”と呼ぶに相応しい内容でした」

 今年6月に放送された同企画のパイロット版で王者に輝いたディフェンディングチャンピオン・岡野に対し、劇団ひとりが挑んだ今回の対戦。結果は岡野の圧勝に終わったのだが、テレビ関係者は「劇団ひとりの凄まじい“バラエティ力”に圧倒された」と感心しきりなのである。さらに続けて、

「仕掛ける側の『対戦相手を電流椅子に誘導する』ことと、座る椅子を選ぶ側の『相手の誘導を見抜く』ことが、このゲームのキモなのですが、劇団ひとりが仕掛け側として採った戦法が『どの椅子に電流を設置したかを事前に伝える』という奇想天外な“正直作戦”。岡野を出し抜くことはできませんでしたが、コーナーの盛り上げ方としては、これ以上ないアイデアですよ」

 この奇策にSNSでは「腹を抱えて笑った」との声が殺到。そして、このテレビ関係者は「リアクションもこの上なく素晴らしかった」と劇団ひとりへの激賞をこう続ける。

「半沢直樹を連想させるオーバーな言動を見せつつ、頭脳戦にはめっぽう弱いという“小物感”を見事に演出。岡野が電流設置した椅子にことごとく座ってしまう展開も神がかっていた。バトルでは惨敗しましたが圧倒的なインパクトを残しました。『バラエティの最適解』を見せつけられましたね」

 ゲームに負けてバラエティで勝った劇団ひとりであった。

(塚原真弓)

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