2024年10月17日(木)~10月19日(土)、東京ビックサイトにて「Fem+2024(フェムプラス)~女性の健康と活躍を支援する展示会~」が開催されました。この記事では、イベントの様子や特に気になるフェムテック・フェムケアアイテムをピックアップしてご紹介します。
フェムテックとフェムケアって?
フェムテックやフェムケアという言葉を日本で頻繁に耳にするようになったのは割と最近のことですよね。言葉は聞いたことがあるけれど、詳しい意味はよくわからない……そんな人も少なくありません。
フェムテックとは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語で、「生理・月経」「妊活・妊よう性」「妊娠期・産後」「プレ更年期・更年期」など女性特有の健康課題をテクノロジーの力で解決するための製品・サービスのことを指します。
フェムケアは、特定のテクノロジーに依存せず、さまざまな方法で女性特有の健康課題をケアする製品・サービスのことを指します。
Fem+(フェムプラス)ってどんなイベント?
Fem+(フェムプラス)とは、RX Japan株式会社が主催する、女性のライフステージにおけるさまざまな課題を解決するフェムテック・フェムケア企業が出展する展示会 「Femtech Tokyo」と、女性のウェルビーイング向上につながるサービス・製品を出展する「女性のウェルビーイング推進 EXPO」の、2つの構成展示会を楽しむことができるイベントのこと。
メーカーとバイヤーを直接繋げるだけでなく、一般の人も参加して新しい商品やサービスを実際に見て・触れて、サンプルをもらって・購入して、いち早くインプットすることができます。今回参加したFem+2024の来場者数は3日間で9,293人にものぼりました。
会場には多くの企業がブースを出展
Fem+2024は、「生理・月経ゾーン」「妊活・産後ケアゾーン」「プレ更年期ゾーン」「女性のメンタルヘルスケアゾーン」「女性の健康全般ゾーン」の5つに大きく分かれています。
女性といっても、世代やライフスタイルによってそれぞれ悩みが違うので、テーマごとにブースの場所が固まっていると、自分の気になるブースを見て回りやすく、イベントを楽しみやすくなりますね。
来場者が楽しめるイベントも開催
来場者が楽しめるように「スタンプラリー」のイベントも開催。生理について、イベントに参加しながら学ぶことができます。
男性はもちろんですが、女性も意外と知らない生理のこと。「自分は生理痛が軽いので、生理痛で仕事を休む人はサボりだと思ってしまう」なんて人がいるのも納得です。
人によって痛み・経血の量・生理の期間などそれぞれ違うということを再確認することで、より女性が進出しやすい社会になるのだと強く感じました。
子連れでも楽しめる工夫も
Fem+2024には、無料託児所や授乳室も完備されていました。小さな子どもを連れていても気軽に参加できるように工夫されているのは、さすが女性をターゲットにしたイベント!
筆者がイベントに参加した日は、企業・メディア向けの開催日(ビジネスデー)だったので利用している人はいませんでしたが、一般公開日はきっと利用者も多かったはず。ママでもゆっくりブースを回ることが可能です。
※無料託児所は利用状況により待ち時間が発生する可能性あり。
トークショーも開催
10月19日(土)は特別トークショーも開催。アーティストやタレント、婦人科、産婦人科の医師などの無料トークショーを通じて自分やパートナーのカラダについても理解を深めることができたという人も多いようです。
配信: ASOPPA!