カプレーゼサンドイッチ / (C)ハングリーハスキー
食と文化を発信しているハングリーハスキーさんをご存知ですか?
日本人の父とスイス人の母のもとに生まれ、アメリカとイギリスで育ったという彼は、色々な世界中のレシピに挑戦しているんだそう。
そんなハングリーハスキーさんが家族から受け継いだものや、様々な国で学んだ料理など、各国の料理をご紹介。おうちにいながら楽しめる、世界のレシピをぜひお試しあれ!
Caprese Sandwich
カプレーゼサンドイッチ(イタリア)
イタリアのカプリ島発祥のサンドイッチ。さっぱりとしてシンプルで、ヨーロッパ中でとても人気があります。
イタリア人はおやつやランチとして自宅で作ります。僕は中学のときの修学旅行で訪れたローマで初めて食べて、好きになりました。個人的にはフォカッチャパンのタイプが好きですが、日本ではすぐに見つからないので、代わりにバタールを使いました。
モッツァレラの代わりにブッラータチーズを使うと、クリーミーに。余ったジェノベーゼペーストはパスタやディップソースにも使えます。トマトに塩をふるのをお忘れなく!それにより、さらに美味しくなります。
イタリアのカプリ島発祥のサンドイッチ / (C)ハングリーハスキー
◆材料(1~2人分)
バタール(またはバゲット)……1本
モッツァレラチーズ……1個(100g)
トマト……1個
バルサミコ酢……適量
ジェノベーゼペースト(作りやすい分量)
・バジル(生)……大1袋(約50g)
・にんにく……2片
・松の実……大さじ3
・パルメザンチーズ……25g
・オリーブオイル……80ml
・塩……小さじ1/2
◆作り方
1 ジェノベーゼペーストを作る
バジル、にんにく、松の実、パルメザンチーズをブレンダーにかける。細かくなったら、オリーブオイルを3回に分けて加えながら、なめらかになるまでブレンダーにかける。塩を加えてさらに混ぜる。
POINT
混ぜすぎると苦くなるので注意。
2 モッツァレラチーズは、キッチンペーパーで包み、水気を切る。トマトとモッツァレラチーズは5mm厚さの輪切りにする。バタールは横に切り込みを入れる。
3 バタールに1を適量ぬり、モッツァレラチーズ、トマトの順にのせ、トマトに塩少々(分量外)をふる。バルサミコ酢をふりかけ、さらにジェノベーゼペーストを適量かける。
レシピを参考にするときは
・ 大さじ1は15ml、小さじ1は5mlです。少々は親指と人さし指の2本の指でつまんだ量、ひとつまみは親指と人さし指と中指の3本の指でつまんだ量が目安ですが、個人差があるので味を見ながら調節してください。
・ 材料にあるオリーブオイルは「エクストラバージンオリーブオイル」を、パルメザンチーズは「パルミジャーノ・レッジャーノ」のブロックをすりおろして使用しています。
・ 炒め油やバター、トッピングや添えたものなどは材料の中に入っていないものもあります。レシピに表記されている分量を参考にしてください。
・ 海外のごはんのため、1人分の分量が通常よりやや多い場合もあります。
【著者プロフィール】
著者・ハングリーハスキーさん / (C)ハングリーハスキー
ハングリーハスキー
アメリカとイギリス育ち。父が日本人で、母がスイス人。現在、日本在住。幼い頃からの料理への興味や、いろいろな国に住んで食べ歩いた経験から、料理へのパッションが芽生えた。常に世界中のさまざまなレシピに挑戦し、日本の材料で作れる美味しい海外レシピと料理英語など、食と文化を発信している。SNS総フォロワー数60万人(2024年11月現在)。ハングリーハスキーの名は、ハスキー犬に似ていて食べることが大好きだから「お腹をすかせたハスキー」ということで、妻に名付けられた。
※本記事はハングリーハスキー著の書籍『おうちで海外ごはん&お菓子BOOK 世界15か国のとっておきの92レシピ』から一部抜粋・編集しました。
著=ハングリーハスキー/『おうちで海外ごはん&お菓子BOOK 世界15か国のとっておきの92レシピ』
配信: レタスクラブ
関連記事: