●他にも検事ら自殺 代理人「検察庁が適切に対応しているのか疑問」
裁判後に司法記者クラブで会見を開いた原告代理人の橋詰悠佑弁護士は、男性検事以外にも検事や検察事務官の自死が複数起きていることに触れ、「検察庁で適切な対応がなされているのか非常に疑問がある」と述べた。
そして「健全な職場環境を実現し、速やかな原因究明ができる体制を構築することで同様の事態が起こらないようにしてほしい。同様の事態が起きた場合は十分な原因究明と説明がなされる体制の整備を求める」と話した。
男性検事の父も会見に同席し、「子どもを失った悲しみは今も癒えない。今回の訴訟を踏まえて、子どもが希望を持って入った職場により良い組織になってもらいたい」と訴えた。
配信: 弁護士ドットコム