犬からの見逃してはいけない『SOSサイン』4選 放置すると状況が悪化する危険な行動とは?

犬からの見逃してはいけない『SOSサイン』4選 放置すると状況が悪化する危険な行動とは?

犬は言葉で不調を伝えることができないため、さまざまな行動で「SOSサイン」を送ってきます。これらのサインを見逃すと、健康状態の悪化を招く恐れがあります。今回は、見逃してはいけない犬のSOSサインと、その行動が示す可能性のある健康問題について解説します。

3.頻繁に水を飲んでトイレに行く

犬が頻繁に水を飲むようになり、トイレの回数が増えている場合は「多飲多尿」という状態になっている可能性があります。

犬の多飲多尿では、以下の病気が疑われます。

腎臓病
糖尿病
子宮蓄膿症
副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)

多飲多尿の原因となる病気には、重篤なもの、放置すると命に関わるものも多く、腎臓病や糖尿病では初期症状として見られることが多いです。

愛犬に多飲多尿の症状が見られた場合には、早めに獣医に相談し、検査を受ける必要があります。早期に適切な治療をおこなうことで、病気の進行を抑えることができます。

4.ガタガタと震えている

犬がガタガタと震えているときは、ストレスや不安、恐怖を感じている可能性が高いです。たとえば過去に、大きな犬に吠えられて非常に怖い思いをしたなどの経験がある場合は、大きな犬を見ただけでもガタガタと震えだすことがあります。

また不安や恐怖などの気持ちを切り替えたいときにも、自ら身体を震わせる場合があります。

震えの症状が一時的で元気があれば心配は不要ですが、長時間つづく、くり返し震えが起きるといった場合は注意が必要です。なんらかの病気が隠れている、痛みを感じている可能性があります。震えを引き起こす病気には、水頭症、てんかん、脳腫瘍などがあります。

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