いつまでも「いい関係」のために、わが家の“作る・食べる空間”をひと工夫してみよう
「食」の時間を楽しいものにするための、食空間の工夫などをご紹介します。
共働きにおすすめ。作業効率のよいキッチン
夫婦で働き、ともに家事をするなら、シンクの周りをぐるっと囲める回避動線を考えたキッチンがおすすめです。1人がコンロ、1人がシンクなど、複数人での料理も手分けして準備できますよ。シンクとコンロが背中合わせのセパレートキッチンなら、シンクとコンロの動線が短く、時短につながります。
冷蔵庫・コンロ・シンク・電子レンジの動線が決め手
最近では、冷凍食品の種類も豊かになり、加熱調理もコンロではなく、電子レンジをメインに使うときもありませんか。キッチン設備のレイアウトは、以前は冷蔵庫、コンロ、シンクのトライアングルの動線が多数派でしたが、今では、電子レンジを加えたスクエアに変化しつつあります。
ちょいおきスペースをたくさん
シンク、コンロ、電子レンジ、冷蔵庫など、それぞれの近くにちょっと物を置ける台があるかどうかが料理を楽しくする決め手。複数の小さな「ちょいおき」スペースがあれば、洗う、切る、調理するなどの各作業が、手を止めずにスムーズに。スマホやタブレット置き場になるので、レシピ動画を見ながらの料理にも便利ですよ。
丁寧な仕事は座りながら
下ごしらえや煮物、週末にまとめての常備菜の作り置きなど、台所仕事は意外と時間がかかるもの。そんなときは、座って作業できるキッチンがおすすめ。
子育てファミリーなら、向かい側にいるお子さんとの目線の高さがそろい、会話も生まれます。
友人を招いたときなども、座りながら調理できると、ゆっくり食べながら作業もでき、ゲストに気を使わせずに済みそうですね。
家飲みを楽しむ
自宅でゆっくりお酒を楽しむ人も増えています。
「家飲み」タイムをランクアップするために、インテリアにちょっと工夫を。間接照明やランプで「灯りだまり」をつくるのがおすすめです。お気に入りの音楽や、雰囲気のある映像などをプラスすれば、おしゃれなバーにいるような非日常を演出することもできますね。
家の中でもアウトドア気分
楽しいキャンプやグランピング気分を庭やテラス、ベランダで味わう方法も。ベランダでキャンプ用品を使って食事をしてみたり、テラスやリビングにテントを張って寝泊まりしてみたり、庭にラグを敷いて裸足で過ごしてみたり。手軽に自然を楽しむことで、感性も研ぎ澄まされそうですね。
“料理をする”から“料理を楽しむ”に変える工夫で、おうちでのご飯をゆっくり楽しみながら、2人で素敵な時間を過ごしてくださいね。
配信: 幻冬舎Plus
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