年末恒例の音楽番組「第75回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が11月19日、東京・渋谷のNHK局内で発表された。今年は紅白合わせて41組が出場し、初出場はCreepy Nuts、こっちのけんと、tuki.ら10組。
出場歌手発表を受け、今年もSNS上では推しアーティストの出場に歓喜する声や、なぜ落選なのかという批判など、さまざまな反響が見られている。
また、2022年に初出場を果たしたシンガーソングライターのVaundyが2年ぶりに出場することが発表されたが、昨年に続き2年連続で紅白司会を務める有吉弘行とちょっとした因縁があることで、Vaundyの出場にも驚きの声が上がっている。
「Vaundyは22年の紅白でNHKホールに集まった観客に対して、『そんなもんかい、紅白!いけるよな』とパフォーマンス中に煽りを入れていましたが、自分たちのライブでもないのに会場を煽る光景が有吉にはおかしく映ったようで、自身のラジオ番組『SUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)でその件についてイジリ倒したんです。22年の紅白に有吉は、純烈の応援団としてダチョウ倶楽部とともにも出演していたのですが、肥後克広が歌唱前のトークでスベったことについて『肥後さんとVaundyが一緒ぐらいスベってた』と表現。これに一部のVaundyファンが激怒し、プチ炎上したんです。そして、有吉が初司会を務めた昨年の紅白にVaundyが出場していないことから“NHKは有吉を選び、Vaundyを切った”と報じたメディアもありました」(エンタメ誌ライター)
それ故に10月に一足早く有吉の2年連続の司会が発表された時点で、昨年同様今年もVaundyの出場はないと判断する人も多かったわけだ。
「そもそも、有吉が司会に抜擢されたためVaundyが昨年出場できなかったと決めつけるのはあまりに浅はか。それに、有吉のVaundyイジリに激怒したVaundyファンたちは、実際に有吉のラジオを聞いたわけではなく、発言部分を切り取ったネットニュースでイジられたことを知ったという人がほとんどです。ですが、有吉は煽りがスベっていたとイジリながらも『Vaundyは歌がめちゃめちゃ上手いから』とフォローを入れていましたし、放送内ではVaundyが紅白で歌唱した『怪獣の花唄』も流しており、ただ馬鹿にしていたわけではありませんからね」(前出・エンタメ誌ライター)
一部メディアの憶測により、外野が勝手に騒ぎ立てていただけで、Vaundyと有吉からすれば和解も何もそもそも揉めていなかった可能性も大いにあるわけだが、いずれにせよ、2人がどういった絡みを見せるのか注目したいところだ。
(権田力也)
配信: アサジョ
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