食べたい気持ちと、眠りたい気持ちがぶつかって……。
Instagramユーザー@isaisa613さんの愛猫・てんくん(撮影時5才/マンチカン)は、夜ごはんのカリカリを食べた後にもらえる夜食のフリーズドライのささみが大好き!
飼い主さんに話を聞くと、てんくんはフードボウルの前で「おかーさん、おかわりはまだですか? もっと食べれるのですけど〜」といった様子で待っているそうなのですが、待ちくたびれたのか「ささみが食べたい、でも眠い……」と、フードボウルを枕に眠ってしまったのだそうです。
てんくんの可愛らしいウトウト姿に、Instagramユーザーさんからは「夢の中でたらふく食べたかな」「大好きなささみに囲まれた夢が見れたかな」「今すぐにささみ持って駆けつけたい」などのコメントが寄せられました。
「ささみはまだですか?」
飼い主さんによれば、てんくんは普段から食後のささみを待ちきれずに寝てしまうのだそう。食べすぎてしまわないように、「もうないない」と声をかけるそうですが、てんくんは眠くても待っているといいます。
おねだりをするてんくんを見て「おかわり」を出してあげることもあるようですが、飼い主さんは「食べすぎてしまうので、私も我慢してあげないようにしています。本当はあげたいのですが……」と話していました。
食いしん坊なてんくんは、今日も大好きなささみを待ちながら幸せな夢を見ているかも?
【獣医師解説】夜食を待っているときに、フードボウルを枕にして「寝落ち」する猫の心理
夜食を待っていたてんくんですが、待ちくたびれたのかフードボウルを枕に眠ってしまったそうです。猫のこの様子からは、どのような心理が読み取れるのでしょうか。ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
岡本先生:
「今回のてんくんの様子からは、以下のような心理が読み取れると思います。
・大好きなささみを心待ちにしていた
・食後であることと、待ちくたびれた眠気でその場で眠ってしまった
てんくんはフードボウルを枕にして寝落ちしていましたが、『どんな場所でも寝落ちしてしまう猫』というのは、おおらかな性格のコに多く見られるでしょう」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
写真提供・取材協力/@isaisa613さん/Instagram
取材・文・構成/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年10月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。