横澤夏子のママ会へようこそ♡ vol.3【お出かけ】の悩みを笑って解決! | HugMug

お出かけのお悩み2チャイルドシートに乗るのを嫌がります

子どものイマジネーションを膨らませて
チャイルドシートに乗らなくちゃ!と思わせよう

チャイルドシート、子どもってどうしてあんなに嫌がるのかしら……。泣き叫ばれると心が折れてしまいそうになるけど、絶対に乗せないとダメ!

わが家では乗る前に、チャイルドシートに乗らなかったらどうなるのかっていう話をしてる。

「チャイルドシートに乗っていないのが警察に見つかると、塀のなかに入れられて寝るのもごはんを食べるのもひとり、お父さんとお母さんとは離れ離れの生活になります。でも、でも、お母さんはそんなのイヤだ~!!!」って泣き真似をしながら話すという(笑)。

「警察は悪い人を捕まえるお仕事をしているけど、チャイルドシートに乗らない子もチェックしているよ。警察の目は常に光っているよ」なんて話をしたら、「あ!あそこに警察がいる!」って警察をすごく怖がるようになってしまったんだけど……(笑)。

ちなみにお父さんが捕まってしまうバージョンのお話もあって、それはチャイルドシートに乗せなかったからお父さんは塀のなかに入れられて、もう帰ってこれなくなるという内容(笑)。

子どもにとって、暗いところでひとりで寝なくちゃいけないっていうのも、お父さんが帰ってこれなくなるというのも相当堪えるみたいで効き目は絶大!

とはいえ、チャイルドシートに乗せてベルトをつけると「やだー!ギャー」って始まるときもあって、そういうときは「ちょっと待って……聞こえている可能性があるかも……」って声をかける。泣き声が聞こえたところで、警察がどうやって出動するんだ!?って話なんだけど(笑)。

警察の方には申し訳ないけれど、これも家族の命を守るため!

想像力を膨らませてチャイルドシートに乗せる作戦、どうぞお試しあれ!

お出かけのお悩み3いきなり店内を猛ダッシュして困ります

突然走ったらどんなことになるのか
知人の話を例に出して注意喚起!

それまで普通に歩いていたのに、何かのスイッチが入って突然走り出す。子どもあるあるすぎる! 追いかけるのも大変だし、周りのお客さんやお店の人の目も気になるし、これ本当にやめてほしい……。

でも「走っちゃダメ!」と叱っても、子どもってすぐに忘れちゃうでしょ。
だから、わが家ではお出かけのときに友だちの話をして注意喚起をすることが多いかな。

「ちょっと待って。なんでお店のなかや道路、階段を走っちゃいけないのかわかる? 実はね、お母さんのお友だちで、この場所でめちゃくちゃ走って転んで血だらけになった友だちがいるの……」って神妙な面持ちで。

そうすると「え? その人大丈夫だったの?」って急にテンションが急降下。私の周りには、なぜか傷だらけの友だちが多くて(笑)、余計リアルに感じるみたい。

「転んだときに入院して大変な思いをして、あの子は本当にかわいそうだった。めちゃくちゃ泣いてたわ。あんな大変な思いはしたくないわ……」って話すと、そこを通るたびに「ここ、お母さんのお友だちが転んだところだよね」って(笑)。

突然走り出すと転んで危ないよって教えるよりも、お母さんのお友だちや知り合いがケガをした、血まみれになっちゃったっていう方が、効き目があるみたい。子どもってなぜか怖い話が好きでしょう? ちょっとゾクゾクして興味がひかれるみたいなのよね(笑)。

親より第三者の意見の方に耳を傾けるっていうのも、子どもあるある。

長女がラプンツェルに憧れていたときに、ロングヘアの私の友だちにどうやったらこの長い髪になれるか聞いたら「毎日お風呂に入ってシャンプーをしてみて。そうしたらこうやって長い髪になるから!」って教えてくれたことがあって、それからしっかりシャンプーをするようになって。

自分事にするのに時間がかかるものでも、身近な人の経験談や体験談を聞くと想像しやすいから、よしやってみよう! となるみたい。

大人にとって口コミが頼りになるのと同じこと。

親が「転ぶよ!」「ケガするよ!」「危ないよ」と言ってもサーっと流してしまうけれど、転んでケガをした人の話って子どもの心に強く残るのよね。いろんな人に会って、話を聞かせるのもおすすめ!

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