いじめをしていた息子は変わった。そう思っていたのは親だけだった?/娘はいじめなんてやってない(10)


自分から名乗り出るほど自信を取り戻したと思っていた / (C)しろやぎ秋吾/KADOKAWA

いじめを苦に屋上から転落したのは、かつて娘をいじめていた加害者だった――。

ある日、紫村俊介という小学6年生の児童が屋上から飛び降りるという事件が発生しました。彼は命こそとりとめましたが、意識不明の重体に。そして現場に残されていた「遺書」からは、4名の児童の名前が出てきたのです。

その一人として名前が上がったのが、クラスメイトの青空茜。彼女の母・翼はいじめへの関与を娘に問いますが、茜はそれを頑として認めません。その態度と、飛び降りた児童が娘をいじめていたという過去を鑑み、母として彼女を信じることにしますが…。

果たしていじめの本当の「加害者」は誰なのか? いじめ問題のタブーに切り込んだセミフィクション『娘はいじめなんてやってない』をお送りします。

※本記事はしろやぎ秋吾著の書籍『娘はいじめなんてやってない』から一部抜粋・編集しました。

※この記事はいじめについての描写があります。フラッシュバック等症状のある方はご留意下さい。


登場人物 / (C)しろやぎ秋吾/KADOKAWA

お願いだから


昔いじめをしていたことは夫は知らない / (C)しろやぎ秋吾/KADOKAWA


実際いじめの件から俊介は変わった / (C)しろやぎ秋吾/KADOKAWA


少しずつ明るさを取り戻していった / (C)しろやぎ秋吾/KADOKAWA


時間が解決してくれたのだと思った / (C)しろやぎ秋吾/KADOKAWA


周りも俊介のことを認めてくれたのだと思っていた / (C)しろやぎ秋吾/KADOKAWA


私の勘違いだったの? / (C)しろやぎ秋吾/KADOKAWA


あの日もいつもと変わらなくて / (C)しろやぎ秋吾/KADOKAWA


友達と仲良くね / (C)しろやぎ秋吾/KADOKAWA


神様お願いします / (C)しろやぎ秋吾/KADOKAWA


お願いだから死なないで / (C)しろやぎ秋吾/KADOKAWA

著=しろやぎ秋吾/『娘はいじめなんてやってない』

関連記事: