【イタリア食堂の名物】世界中で人気上昇中【バターチキン】に挑戦!たっぷりバターと弱火が旨さの秘密♡

【イタリア食堂の名物】世界中で人気上昇中【バターチキン】に挑戦!たっぷりバターと弱火が旨さの秘密♡

「バターチキン」と聞いてインドカレーを思い浮かべた筆者。でも、今注目されている「バターチキン」はイタリア料理の方。鶏むね肉をバターでソテーするシンプルな料理ですが、世界中で人気があるそうです。そんな「バターチキン」を、料理家の樋口直哉さんが、YouTubeチャンネルで紹介していました。樋口さんと言えば、料理のプロセスを検証して新たなレシピを生み出す方。樋口さん流の焼き方なら、きっとおいしく作れるはず♪

叩いて薄~く伸ばした肉をじっくり弱火で!皮はサクサクで肉は柔らか~い「ヤバい鶏胸肉ステーキ」に挑戦

料理家・樋口直哉さんのX(旧Twitter)がこちら!


世界中で人気が高まっているという「バターチキン」。料理家の樋口直哉さんのX(旧Twitter)に、画像がポストされていますよ♪

「バターチキン」は元々、イタリア・フィレンツェの老舗食堂の名物料理。鶏むね肉をバターでソテーした、シンプルな一品だとか。

YouTubeチャンネル『樋口直哉の料理論【Cooking theory】』で「バターチキン」の作り方を紹介していた樋口さんは、料理家の男性。服部栄養専門学校を卒業後、料理教室勤務や出張料理人を経て活躍しています。ちなみに、2005年に『さよならアメリカ』で群像新人文学賞を受賞した、作家という一面もお持ちです。

鶏むね肉はリーズナブルなのでよく使う食材ですが、しっとりと焼くのが難しいお肉。でも、樋口さんの焼き方を参考にすれば、おいしく作れそうな予感が。動画を見ながら、話題の「バターチキン」を作ってみます。

たっぷりのバターで焼くのがポイント!「バターチキン」を作ってみた!

調理には火がゆっくりと入る、厚手のフライパンがおすすめとのこと。ただ、今回は普段使っている一般的な厚さのフライパンで焼いてみます。

【材料】(2人分)
鶏むね肉…1枚(280~300g)
塩…小さじ1/4
薄力粉…適量
有塩バター…40g
レモン(国産・くし切り)…2個

1. 鶏むね肉を半分に切り、ラップをかけます。鍋など、底が平たい物でお肉を叩き、薄くします。

鶏むね肉は片側が厚くてもう片側が薄いので、厚い切り身の方を特によく叩いて薄く伸ばします。薄い方は、数回叩くとすぐにやわらかくなりますよ。

2. 切った鶏むね肉をジッパー付き保存袋に入れ、40℃のお湯に5分浸して常温に戻します。

お肉を室温に30分ほど置いておくと、常温に戻ります。でも、時間がない場合は40℃のお湯に浸せば、すぐ常温に戻るそうです。樋口さんの裏ワザで、かなりの時短になりますね!

3. 鶏むね肉の両面に塩と薄力粉を振ります。

薄力粉を両面にはたくと、しっとり焼き上がります。

4. フライパンにバターを入れて、弱火に点火。バターが泡立ったら、皮目を下にして鶏肉を入れます。バターをかけながら、5分焼きます。

バターがふつふつと泡立っているくらいの火加減を保ち、スプーンでバターをかけながら焼きます。厚い切り身の方に多くバターをかけると、均一に火が入りますよ。

バターには20%ほど水分が含まれているそう。そのため、たっぷりのバターをまとわせながら焼くと、低温で茹でたようにしっとり焼き上がるんですって。

5. お肉をひっくり返して、バターをかけながら3分焼きます。

皮目を5分焼いてひっくり返すと、皮にはあまり焼き色が付いていませんでした。身側を下にして皮にもバターをかけながら3分焼きました。

6. 両面焼けたらフライパンの上で5分休ませます。

バターをかけながら弱火で8分焼いた鶏むね肉がこちら。焼き色はほんのりと付いた程度ですが、見る限りでは全体が白くなり火が通っているように感じます。温かいフライパンの上で5分休ませ、余熱で火入れします。

7. 皮目を下にして中火に点火し、両面を温め直します。

休ませている間に鶏むね肉から肉汁が出るので、加熱してバターに旨味を含ませます。フライパンの底に付いた焦げもこそげながら、両面にバターソースを絡ませてくださいね。

今回は皮目の焼き色が少し物足りなかったので、皮目を2分ほど焼き、身側を1分ほど焼いて温めました。お皿に盛ってバターソースをかけ、レモンを添えたら完成です。

鶏ハムのように超しっとり♡レモンバターの旨味が広がり甘いコクも♪

料理家・樋口直哉さんの焼き方で焼いた、「バターチキン」が完成!終始弱火でしたが、溶かしバターをかけながら焼いたことで、鶏むね肉がふっくらと焼き上がりましたよ♪

バターソースがたっぷり♡まろやかな香りが広がって、とてもおいしそうです!

こちらは身が厚い切り身の方ですが、厚さ約3cmもあるのに中まで均一に火が入っていますよ。

食べてみると超しっとり♡まるで鶏ハムのようななめらかさです。鶏むね肉の繊維感やパサつき感はなく、ジューシーな食べ心地♪

まろやかなバターの風味にレモンのきりっとした酸味が加わり、まるでレモンを使った焼き菓子を思わせるおいしさです。

塩、バター、レモンだけの味付けですが、とってもおいしい「バターチキン」。世界中で人気!というのも、納得の一品でした。

溶かしバターをかけながらじっくり焼けば…超しっとりな焼き上がり!

料理家・樋口直哉さんのYouTubeチャンネル『樋口直哉の料理論【Cooking theory】』で見つけた、「バターチキン」。弱火で溶かしバターをかけながら、鶏むね肉を焼くのがポイントのお料理でした。

リーズナブルで普段から出番の多い鶏むね肉ですが、パサつきやすく、上手に焼くのは意外と難しい食材です。でも、弱火でじっくり、上からも溶かしバターをかけながら焼くことで、上下からゆっくりと火が入ります。おかげで、しっとり上手に焼き上げることが出来ました♪

弱火でしっかり火が通るのかしら?と心配でしたが、それは杞憂。途中で鶏むね肉を休め、余熱で火入れするのも、重要なポイントだったと思います。

味付けはほぼ、”たっぷりのバター”ですが、レモンを絞ることで、まろやかさの中に爽やかな酸味が加わります。シンプルながらも極上のおいしさになりました。

材料が少なくてトライしやすいメイン料理なので、ぜひ一度お試しを。パサつき感のない鶏むね肉の調理法をマスターすれば、他の料理にも応用出来ると思います。

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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