朝のコーヒーはどれくらいの量が適切かご存じですか? オススメの飲むタイミングについても「管理栄養士」の上坂さんに解説していただきました。
≫1日4杯のコーヒーで心血管疾患リスク増加 カフェインが引き起こす“健康被害”
監修管理栄養士:
上坂 マチコ(管理栄養士)
管理栄養士/料理家/健康系ライター/チョコレートエキスパート。雑誌編集、料理教室講師を経て高齢者施設で栄養科長として長年勤務。その後フリーランスの管理栄養士となり、メディア出演、講演会、コラム執筆、レシピ提供など幅広く活動中。「栄養学」「食品学」など4つの学校で非常勤講師も務める。サロンではダイエットを中心にオンラインカウンセリングを行う。
編集部
朝にコーヒーを飲む時のおすすめの量を教えて下さい。
上坂さん
体への負担を考えると、朝は1〜2杯のコーヒーにとどめましょう。1日を通してでは、3〜4杯までにすることがポイントです。これを頭に入れて昼間などに飲むコーヒーの量を考えるといいでしょう。
編集部
朝に飲む時は、食前・食後などタイミングはありますか?
上坂さん
朝食後であれば、胃への負担が減るのでおすすめです。コーヒーに含まれるカフェインは食後のカロリー消費にも役立ちます。食後のコーヒーは理にかなっていると言えるでしょう。
編集部
コーヒーの淹れ方にも違いはありますか?
上坂さん
コーヒーはいれたてを飲むようにしましょう。いれてから保温して時間が経つと老化や病気の原因になる「AGEs(終末糖化産物)」が増えてしまいます。
編集部
最後に読者へのメッセージをお願いします。
上坂さん
コーヒーが好きという方はたくさんいらっしゃいますよね。コーヒーの香ばしい匂い、苦味、渋み、酸味、甘みが一体となって感覚を刺激し、リフレッシュやリラックスを与えてくれます。朝コーヒーにはメリットがたくさんありますので、ぜひ取り入れてみてください。
※この記事はMedical DOCにて【「朝のコーヒー」に健康効果あり? 飲むタイミングや避けるべき体質は<管理栄養士が解説>】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
配信: Medical DOC