胃ポリープの切除法
胃ポリープの切除は、内視鏡(胃カメラ)を用いて行われます。
内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)
ワイヤーをポリープの根元にかけてポリープを切除します。比較的小さなポリープの切除に用いられます。切除したポリープは、回収して組織検査することで、良性・悪性の判断をします。消化器内科や内視鏡専門クリニックなどで、日帰りで可能です。
内視鏡的粘膜切除術(EMR)
生理食塩水をポリープの粘膜の下に注入し、リング状のワイヤーをかけて絞り込み、高周波電流で焼き切る手術です。消化器内科や内視鏡専門クリニックなどで、日帰りまたは1泊程度の入院で治療が可能です。
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
薬剤を粘膜下層に注入し、マーキングの上、病変部の粘膜をナイフで切り取ります。EMRよりも大きなポリープを切除することができます。消化器内科や内視鏡専門クリニックなどで、数日間の入院が必要となる場合があります。
胃ポリープ切除は日帰りで帰れる?入院は必要?
ポリープの大きさや種類、切除方法によって異なりますが、多くの場合は日帰りまたは1泊程度の入院で可能です。より深さが深いポリープでは入院の上、手術後の経過観察で内視鏡をする場合があるので、入院が数日〜1週間程度になる場合もあります。
配信: Medical DOC