1.経済的に余裕がない人
猫に限らず動物と暮らすことにはお金がかかります。経済的に余裕のない人が猫を迎えると猫も人も不幸になってしまうでしょう。
猫と暮らす際には、毎日の食事はもちろん、それ以外にも猫砂、爪とぎなどが必要になります。愛猫の健康を守るためには、予防接種や健康診断も欠かせませんし、病気や怪我をすれば治療費もかかります。手術ともなると場合によっては数十万円もの出費も。
このように猫と暮らすには案外たくさんのお金がかかります。愛情があっても経済的に余裕がなければ生活環境を整えられず、必要な医療を受けさせることもできないといった状況になりかねません。
最悪なのは、愛猫のためにと自分の食事を我慢して健康を損なったり、趣味などの楽しみをすべてあきらめたり、借金をくり返すようになることです。
このような状態ではストレスが溜まる一方です。なんのために猫を迎えたのかわからなくなりますよね。
2.自分のペースを乱されたくない人
猫は「手がかからない」と言われることが多いですが、実際にはきちんと手がかかります。
猫は元来気まぐれな動物ですから、人間の都合などお構いなしで甘えてきたり、ご飯や遊びを要求したり、トイレを片づけろと鳴いて訴えたりしてきます。しかも自分の要求が満たされるまで、ずっと鳴きつづける猫もいます。
こうなると飼い主さんとしては、徹底的に猫を無視しつづけるか、あきらめて相手をするかのどちらかしかありません。いずれにしても自分のペースを乱されることになります。
いつでも好きなときに好きなことをやりたい、邪魔をされたくないという人にとって猫はストレスの原因になってしまうでしょう。
配信: ねこちゃんホンポ