3.猫の習性を理解できない人
猫と人間は違う動物ですから、生活のペースや活動時間帯、行動パターンなどさまざまな面において異なります。
たとえば猫は薄明薄暮性です。1日のなかでも夕方や早朝の薄暗い時間帯に活発になります。そのため早朝に「いっしょに遊ぼう」「お腹が空いたよ」と起こされることもあり得ます。
また深夜に持て余したパワーを発散させるために部屋の中を爆走する、上に置いているものを落とす、壁で爪をとぐなど、飼い主さんにとっては困った行動もたくさんしてしまいます。
そういった行動の多くは猫の習性です。猫も教えればある程度は覚えますが、基本的には、犬のようにしつけることはできません。そのため基本的には、猫の習性を理解して上手に対処をするか、あきらめるかの二択を迫られることになります。
このような状況も笑って許せるような人でなければ、猫との暮らしは苦痛になってしまうかもしれません。
4.潔癖症の人
潔癖症できれい好きな人は、猫と暮らすと不幸になってしまう可能性が高いでしょう。
猫はきれい好きな動物で、自分の体へ毛づくろいをして清潔にします。ニオイもほとんど感じられません。
しかし肉食動物ということもあって排泄物は臭いですし、猫砂が部屋中に飛び散ることもあります。トイレに入ったその足で布団にのぼったり、あなたにチョイチョイをしたりもします。もしかしたら、その手であなたの顔に触れてくることだってあるかもしれません。
そのような状況にも耐えられる人でなければ、猫と暮らしていくのは難しい…というよりも残念ながら無理かもしれません。
配信: ねこちゃんホンポ