7、不倫の離婚で悩んだら弁護士への無料相談がオススメ
不倫による離婚で踏むべき手順をケース別にご紹介してきましたが、実際には数多くの難しい事情が絡まり合い、対処が難しい場合も多いことでしょう。
対処に困ったときは、弁護士への無料相談がおすすめです。
弁護士はケースバイケースのベストな手順を示し、できる限りスムーズな離婚の実現を目指します。
慰謝料などの金銭的なやりとりについても、依頼人の利益を最大限に考えて対応します。
一人で悩まず、弁護士のサポートを受けて一歩を踏み出しましょう。
Q&A
Q1.相手が不倫をした場合の相場は?
慰謝料を請求する場合、いくら請求できるのかが気になるところでしょう。
不倫の慰謝料に計算基準のようなものはなく、当事者が合意する限り、金額は自由です。
そのため、内容証明郵便には自分が納得できる金額を書きましょう。
ただし、慰謝料請求の裁判においては、一定の相場が形成されています。
不倫の慰謝料の相場はおおよそ数十万円~300万円程度の範囲内で、さまざまな事情を考慮して決められます。
Q2.相手が不倫をして離婚前に別居する方法は?
別居するためには、当然ですが別居先を確保しなければなりません。 離婚することと、その前提として別居することを決めのであれば、別居先のアパートなどの契約をしておきましょう。もちろん、実家に戻れる場合は実家に戻ってもかまいません。 子どもを連れて出る場合は、子どもの養育環境として問題がないかどうかも考慮して別居先を選ぶようにしましょう。
Q3.自分の不倫でスムーズに離婚する方法は?
自分が離婚原因を作った場合は、相手が離婚に同意しない限り、離婚を強行することはできません。 相手の同意を得るためには、相手の気持ちを離婚後の人生にシフトさせることが必要です。 まずは、相手が離婚したくない理由を聞き取り、理解を示しましょう。 金銭的な問題、子どものこと、単に離れたくない、世間体などさまざまな理由があることでしょう。
まとめ
本記事では、相手(配偶者)に不倫された方も、自分が不倫をした方も、離婚を決意した後にどのような手順を踏むべきかについてご説明してきました。
ただ、離婚を切り出す前に、本当に離婚すべきなのかについても考えてみるべきです。
必ずしも離婚することがあなたの人生にとってベストな選択肢であるとは限りません。
今後の人生を実りあるものにするために、まずは離婚問題に強い弁護士に相談してみましょう。
そこから、何が自分にとってベストなのかを弁護士とともに考えていきましょう。
監修者:萩原 達也弁護士
ベリーベスト法律事務所、代表弁護士の萩原 達也です。
国内最大級の拠点数を誇り、クオリティーの高いリーガルサービスを、日本全国津々浦々にて提供することをモットーにしています。
また、所属する中国、アメリカをはじめとする海外の弁護士資格保有者や、世界各国の有力な専門家とのネットワークを生かしてボーダレスに問題解決を行うことができることも当事務所の大きな特徴です。
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