猫好きは「繊細で我慢強く、謙虚な人」が多い傾向に?豪州心理学者らが分析

猫好きは「繊細で我慢強く、謙虚な人」が多い傾向に?豪州心理学者らが分析

猫好きな人々は「孤独を好む非社交的な人」と思われがちです。でも心理学者の分析や最新の調査によると、実は繊細で我慢強く謙虚な態度をとる人が多いといいます。そして飼い主のほとんどが「猫がいると幸せになる」と考えています。

猫好きは非社交的?

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「猫好き」な人は「犬好き」よりも非社交的で孤独を好むタイプと思われ、悪い評判を与えられがちです。本当にそうなのでしょうか。

オーストラリアを拠点に活動する心理学者でメンタルヘルス専門サイト「My Thriving Mind」の創設者でもあるVeronica Westさんは、次のように話しています。

「はっきりさせておきたいのは、猫派だからといって非社交的で、ひそかに何かを企んでいるような性格の持ち主ではありません。猫は独立心が強くてわがままな態度を示しますが、そんな猫が好きな人々は、人生の微妙な変化をありがたく思うような謙虚な人たちなのです」

実はユーモアのセンスも

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Veronicaさんは続けます。

「猫派の人は、いつもほかの人と一緒にいたいとは思いません。まわりとの交流をときどき楽しむのが幸せなのです。自分の気が向いたときに短時間だけ人間のひざに乗る猫と同じですね。

飼い主がくしゃみをすると、猫は残虐な行為をされたかのようににらんできます。そんなわがままな猫を愛する人間は、ある種の繊細さを持ち合わせているのだといえますね。生意気な態度でも我慢できる忍耐力があり、おそらくすばらしいユーモアのセンスも持っているでしょう。

だって猫は、テーブルの上にある飼い主のお気に入りのマグカップをはたいて床に落とし、壊してしまったりするのに、飼い主はじっとそれを見つめるだけなのですから。高価な猫ベッドを買ってきたとき、むしろ段ボール箱のほうを喜んでいる愛猫を見て大笑いすることができるのが、猫好きなのです」

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