「フードコートでランチ? 私なら絶対イヤ!」友人に声を掛けるも → 真実を知って恥ずかしくなった話

「フードコートでランチ? 私なら絶対イヤ!」友人に声を掛けるも → 真実を知って恥ずかしくなった話

自分よりも周囲の人のほうが幸せそうに見えて、ついつい僻んでしまったことがあるという人も多いのではないでしょうか。人は自分にないものを羨ましがってしまうものなのかもしれませんね。今回は筆者の友人が自分を見つめ直したエピソードを聞かせてくれました。

密かに抱える劣等感

私は都内の企業で営業職として働く30代の女性です。「結婚したら自由がなくなるじゃん」「子どもなんて騒がしいし、お金かかるし、いいことないよ」と豪語して、独身を謳歌しています。

しかし、実は心のどこかで焦燥感や劣等感を抱いていて、そんなふうに強がることで心の平穏を保とうとしていただけなのかもしれません。ある時、それを思い知る出来事がありました。

地元のショッピングモールで見かけたのは

それは、地元に帰省した時のこと。

周囲は何もない田舎なので、私は街に1つだけの大型ショッピングモールをぶらぶらしていました。

夏休み中ということもあり、館内は家族連ればかり。騒がしい場所を避けて、カフェでゆっくりお茶でもしようかな……と思っていた矢先、フードコートで食事をしている中学時代の友人A子の姿を発見しました。

A子は騒々しいフードコートで、夫とともに幼い子どもに食事を食べさせている最中でした。

その姿を見て、私は心のどこかで「やっぱり子どもがいると、こういう騒がしい場所で食事するしかないのね。親は慌てて食べて、なんか忙しなくて嫌だなぁ」と見下していました。

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