愛猫には健康に長く生きてもらいたいもの。しかし、飼い主さんの行動が、愛猫の老化を早めてしまうことがあるようです。今回は、猫の老化を早めてしまう飼い主さんのNG行動について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に伺いました。
猫の老化を早めてしまう飼い主さんのNGお世話
――猫の老化を早めてしまう、NGなお世話の仕方はありますか?
岡本先生:
「適切ではない内容の食事や栄養管理、清潔ではなく量も充分ではない水分の与え方は、猫の老化を早めてしまいます。また、おやつを与えすぎるというのも、猫の健康によくありません」
――猫の老化を早めてしまう、NGな接し方はありますか?
岡本先生:
「過剰にスキンシップをとることはNGですが、逆にかまわな過ぎても、猫の生活に刺激が足りなくなってしまうので注意が必要です」
猫の老化を早めないために日ごろから配慮すべきことは?
――猫の老化を早めないために、飼い主さんが配慮すべきことや、日ごろからしておくべきことを教えてください。
岡本先生:
「適切な食生活と、充分な運動量を確保することだと思います。また、体重や排泄を記録しておくことや、健診を受けさせること、デンタルケアをすることなども大切です」
栄養管理や運動、日々のスキンシップやお世話、どれであれ、やりすぎてもやらなさすぎても猫にとってよくはないようです。
愛猫が心身ともに健康で若々しくいるためには、飼い主さんによる配慮と適切なお世話が必要不可欠。今回ご紹介した内容を参考に、正しいお世話の仕方やスキンシップのとり方を身につけて、愛猫の健康寿命を少しでも長く延ばしてあげましょう。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/宮下早希
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※記事の内容は2024年8月時点の情報です。