俳優の藤岡真威人が主演を務める連続ドラマ「ウイングマン」(テレビ東京ほか)の第6話が26日深夜に放送される。
原作漫画の「ウイングマン」は、「電影少女」や「I”s」で知られる漫画家、桂正和さんの連載デビュー作で、1983~85年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された。特撮オタクの高校2年生、広野健太(藤岡)が、悪の手を逃れて異次元世界「ポドリムス」からやって来た不思議な少女、アオイ(加藤小夏)と出会い、彼女が持っていたドリムノートに、自分が空想したヒーロー「ウイングマン」を描いたことから変身能力を手に入れてしまう物語で、作品生誕40周年を記念して実写ドラマ化される。
「ウイングマン」第5話振り返り(ネタバレ)
高校の「アクション演劇部」の顧問、北倉(宮野真守)の提案でヒーローショーに足を運んだ健太とクラスメイトの小川美紅(菊地姫奈)だったが、トイレに行ったはずの美紅がなぜかショーに乱入。スタッフらに襲い掛かった。こっそりついてきたアオイは、ショーに乱入した美紅は偽物でポドリムスの独裁者、リメル(声:大塚明夫)からの刺客だと推察。健太はウイングマンに変身して偽物の美紅と戦ったが、相手は姿をくらませた。
本物の美紅は倉庫に目隠しされて幽閉されていた。何が起きたのか教えて欲しいとお願いする美紅の記憶は、アオイが特殊能力を使って消去した。美紅を危険な目にあわせたくない健太は、「美紅ちゃんを守らなきゃ」と決意。アオイもこれ以上、記憶を操作したくないと吐露した。
後日、アクション演劇部の面々が健太を主人公にしたPR動画を撮影しようと準備しているところに、教育実習生の坂上(大原優乃)がやってきた。実は坂上もリメルからの刺客で、三次元の世界(地球)にやってきた理由を北倉に聞かれ「あなたを失脚させるためです」と言い放った。北倉も「あれは俺の獲物だ。邪魔するな」と牽制した。
健太は坂上と備品を探しに体育館倉庫に行くと、そこに美紅が姿を見せた。美紅が「前から広野くんのこと好きなの」と抱きついたところへ、アオイと美紅が駆けつけてきた。先に現れた美紅に「何で私が…あなた誰?」と驚くもう一人の美紅は、「こんな形で言いたくなかったけど、私だって広野くんのことが好きだよ」と告白。健太が戸惑っているうちに、先に現れた美紅はドリムノートを強奪して、坂上が化けていたことを明らかにした。健太は坂上から攻撃を受け、本物の美紅も襲撃された。健太は、美紅の目の前でウイングマンに変身して応戦。そこにリメルの右腕、キータクラーが出現して坂上を静止しようとするが、坂上はドリムノートを使ってウイングマンに擬態した。健太はファイナルビームでなんとか坂上の擬態を解き、ドリムノートも取り返した。傷を負った坂上に北倉は「そんなざまではドリムノートはまかせられないな」とあざ笑い、特殊なパワーを使って坂上を爆発させた。これを知ったリメルは「完全に裏切ったな、キータクラー」と憤った。
健太は、思いが通じていることがわかった美紅の記憶を消すしかないことに葛藤し、アオイと相談。アオイは美紅の記憶を消そうとしたが、この日に能力を使いすぎて疲れ切っていたせいで消去できなかった。その後、保健室のベッドで横になっていた美紅は、健太とアオイの会話をこっそりと聞いていた。そして、これまでも記憶を消されてきたことを知り、「今日の記憶は消さないで」と懇願。代わりに、力になれることないかとアオイに尋ねた。健太も「俺もやっぱり今日のことは忘れたくない」と本音を口にした。悩んだ末にアオイは記憶を消さないことに決めたが、その一方で、自分の能力が弱まっていることに気づいていた。
第6話あらすじ
桃子(上原あまね)の提案により映画コンテストに参加することを決めたアクション演劇部一同は、特撮の聖地、岩舟山を訪れる。
撮影の準備に追われている健太に、ある人物が近付いてきてドリムノートを奪ってしまう。そんななか、聞こえてきたのは美紅の悲鳴。絶体絶命の美紅を助けるために、健太は変身しようとするが、ドリムノートの書き込みが消されてしまう。変身ができない健太は窮地に追い込まれる。
≪番組概要≫
【タイトル】ドラマチューズ!「ウイングマン」
【放送日時】毎週火曜深夜24時30分〜25時00分
配信: iza!
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