「台湾まぜそば風」食べてみた!
続いて「台湾まぜそば風」のソースを混ぜた麺。
色は結構赤いですが、肉味噌とか、卵黄、魚粉、ニラなどなど、台湾まぜそばらしいほとんどの要素をカットしてしまっているため、具で挽肉が入っているとはいえ、まったく台湾まぜそばには見えません。
真っ赤なパッケージの「ペヤング激辛やきそば」と同じに見えるくらい。
ソースは味噌味をベースに豆板醤で辛味を加えた台湾まぜそば風。
「沖縄そば風」のソースに負けず劣らずの一本調子で、豆板醤の辛味のみが前面に出てきます。
台湾まぜそばとしてはニンニクが弱く、魚粉による味の奥深さもありません。
辛さは一般的な台湾まぜそばカップ麺よりだいぶ強めで、「ペヤング激辛やきそば」ほどではないものの、中辛~辛口くらいはありそう。
辛いですが、それ以外に台湾まぜそばらしさはあまり感じない味なので、これも言い切らずに「台湾まぜそば『風』」で納得。
「沖縄そば風」と「台湾まぜそば風」を混ぜると?
最後に、「沖縄そば風」と「台湾まぜそば風」を混ぜて食べてみました。
な、なんと! 混ぜる前よりも台湾まぜそばらしい味になります。
「台湾まぜそば風」のソースだけだと一本調子に辛いだけでしたが、「沖縄そば風」の魚介の味が加わることで、魚粉の入った「台湾まぜそば」に近い味になり、沖縄そばと台湾まぜそばの味を混ぜたというより、台湾まぜそばらしさを強化した形になったのです。
今回、「沖縄そば風」と「台湾まぜそば風」の〝抱き合わせ〟という形を取っていますが、台湾まぜそばの要素である魚介と辛味を〝分離〟して2つのソースを作った、という方がしっくりきます。混ぜて食べたときの味が、この商品の「完成形」なのかもしれません。
もちろん筆者の想像と妄想のハーフ&ハーフでしかありませんが、そう考えると意味不明だった沖縄そばと台湾まぜそばの組み合わせも多少納得できるのではないでしょうか。
配信: Jタウンネット