もうすっかり一家に一台で浸透した感のあるスマートスピーカー。
ブラックフライデーになると半額以下のお買い得価格で販売されることもある人気商品ですが、「買ってはみたものの、便利な使い方がわからない」「天気予報を聞くくらい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
初代のEchoからEcho popまで、4台あります / (C)レタスクラブ
我が家もまだまだ「使いこなせている」とは言いがたいのですが、複数台を連携して使うと意外な便利さがあることに気づきました。セールで半額以下になるタイミングごとに買い足して一部屋に一台ずつ設置、気がつけばご覧の通り、販売終了になった機種も含めて合計4台のEchoシリーズがあります。(2017年に買ったスピーカーもまだまだ現役です)
「こんな使い方をしたら便利だった!」という事例をいくつかご紹介しましょう。
「晩ごはんできたよ!」のアナウンス
子どもも成長してくるとそれぞれ自分の部屋にこもりがち。いくらそんなに広い家じゃないとはいえ、ドアを閉めると声も通らず、階段を登り降りしていちいち声をかけにいくのも面倒…。
そんな時に、各部屋に設置したEchoを使います。
呼びかけるだけで各部屋にアナウンス / (c)mw / PIXTA(ピクスタ)
晩ごはんの仕上げをしながら、ダイニングに置いたEchoに「アレクサ!『ごはんできたよ』ってアナウンスして」と話しかけると、各部屋のEchoが「ごはんできたよ」とそれぞれ通知してくれます。いちいち呼びに行く手間もなく、アナウンスを聞いた家族がダイニングに集まってくれるようになりました。
ちなみに、まだ部屋で寝ている子どもにリビングのEchoから「『朝だよ』ってアナウンスして」「『おはよう』ってアナウンスして」と呼びかけると、アナウンスのセリフの前にニワトリや小鳥の鳴き声などの効果音が入るなど、ちょっとした遊び心もあるんです。
ペットの世話や、子どもの病気の看病にも
カメラと液晶モニターのある「Echo Show」にはビデオ通話の機能があります。通話状態にすれば「ベビーモニター」や「ペットモニター」の代わりに使うこともできます。
ペットモニターとして使うことも / (c)mw / PIXTA(ピクスタ)
我が家には介護中の老犬がいますが、ケージの前にEcho Showを置いてカメラを向けておくと、外出した時にスマホからEcho Showのカメラごしに様子をチェックすることができます。「まだ寝てるからもう少し買い物してから帰ろう」「そろそろ起きそうだから買い物は切り上げて早めに帰ろう」といった判断ができるようになりました。
ベビーモニターは、子どもも小学生になったので不要…と思っていましたが、先日子どもが風邪を引いたときはEcho Showが2台あることが役にたちました。
ベビーモニターにも使えます / (c)mw / PIXTA(ピクスタ)
風邪を引いて寝込んだ子のそばを離れると不安がるし、とはいえ子ども部屋でつきっきりでいるわけにもいかない、階段を昇り降りしてたびたび様子を見に行くのも大変だし…という時に、寝ている子どもの枕元にEcho Showを置いて、リビングのEcho Showとビデオ通話状態にしておきました。熱でグズりはじめた時にはすぐ気がついて様子を見に行けるし、子どものほうも「喉乾いた」「熱い、保冷剤が欲しい」などの要望をリビングにいる親にすぐ伝えることができます。
今回はただの風邪なので完全隔離していたわけではないですが、インフルエンザやコロナなどの感染病の看病の時は、部屋ごと隔離してもお互いにコミュニケーションが取りやすくなって便利だな…と思いました。
配信: レタスクラブ