いつものチャーハンがちょっとリッチに / (C)安井ファーム/KADOKAWA
ブロッコリー農家秘伝、最高においしいブロッコリーの食べ方を教えます!
ブロッコリーのビタミンCはレモン以上、葉酸やタンパク質にミネラルも含む「最強の健康食材」。ブロッコリーをたくさん使ったレシピの数々は、美容を気にする人、幼児食や介護食、また筋トレ民、ダイエッターなど、あらゆる健康志向の人におすすめです。
そんなブロッコリーを主力とする安井ファーム(@yasuifarm)さんが紹介するのは、ブロッコリーが好きな人も苦手な人もたっぷり食べられるメニュー。ブロッコリーの旬が到来した今、ぜひ試してみてくださいね!
※本記事は安井ファーム(@yasuifarm)著の書籍『日本一バズる農家の健康ブロッコリーレシピ』から一部抜粋・編集しました。
ハーフブロッコリーチャーハン
■パラリとブロッコリー ごはんとの華麗なる共闘
「チャーハンのごはんをブロッコリーに替えたら大量消費できるのでは、と思い立ってみたものの、それがただの野菜炒めだと気がついたのはもう過去の話です。見た目も鮮やかとなり、ブロッコリーの甘味がプラスされることで、いつものチャーハンがちょっとリッチに感じられます。そしてなんといっても半分ブロッコリーなので罪悪感も気持ちハーフとなっております(が、食べすぎにはくれぐれもご注意くださいませ)」
ハーフブロッコリーチャーハン / (C)安井ファーム/KADOKAWA
◆材料 2人分
ブロッコリー …… 小1株(房160g+茎40g)
あたたかいごはん …… 茶碗1杯強(200g)
ハム …… 4枚
長ねぎ …… 1/2本
卵 …… 2個
サラダ油 …… 大さじ2
塩 …… 小さじ1/2
こしょう …… 少々
しょうゆ …… 小さじ1
◆作り方
1 ブロッコリーは小房にわけ、加熱する(電子レンジ使用の場合は下記参照)。茎は加熱し皮をむく。それぞれ1cm程度に刻む。ハムは5〜6mm角に、長ねぎは粗みじん切りにする。卵は溶きほぐす。
2 フライパンにサラダ油の半量を強めの中火で熱し、溶き卵を流し入れる。木ベラで大きく混ぜ、半熟状になったら取りだす。
3 同じフライパンに残りのサラダ油を中火で熱し、ハム、長ねぎをさっと炒める。ごはんを加え、ほぐすように手早く混ぜながら炒める。ごはんがほぐれたら、ブロッコリーを加えてさっと炒める。
4 2の卵を戻し入れてさっと炒め合わせ、塩、こしょう、鍋肌から(ふちをつたわせるように)しょうゆを加え、さっと炒める。
【POINT 01】
半分がごはん、半分がブロッコリーでヘルシーなチャーハンができる。
半分がごはん、半分がブロッコリーでヘルシーなチャーハンができる / (C)安井ファーム/KADOKAWA
【POINT 02】
卵は半熟状で一度取りだし、最後に加えることで、やわらかく仕上げることができる。
卵は半熟状で一度取りだし、最後に加える / (C)安井ファーム/KADOKAWA
ブロッコリーの加熱の仕方
1 なるべく均等な大きさになるように小房にわける。※洗ったときの水分はふきとらず、そのまま残す。
なるべく均等な大きさになるように小房にわける / (C)安井ファーム/KADOKAWA
2 ポリ袋(電子レンジ対応のもの)に入れ、袋の口をふわっとねじる。
ポリ袋(電子レンジ対応のもの)に入れ、袋の口をふわっとねじる / (C)安井ファーム/KADOKAWA
3 耐熱皿にのせて、電子レンジ(600W)で加熱する。加熱時間の目安は小房1株分(200g)で約2分30秒。加熱時間はレンジの性能や好みの固さによって、適宜調整する。茎と房とはわけて加熱する。
耐熱皿にのせて、電子レンジ(600W)で加熱する / (C)安井ファーム/KADOKAWA
4 ヤケドに注意をして袋をあけて、そのまま冷ます。冷蔵保存で2~3日を目安に、加熱後はできるだけ早く食べる。
ヤケドに注意をして袋をあけて、そのまま冷ます / (C)安井ファーム/KADOKAWA
「皆さまのよきブロッコリーライフの一助となれば幸いです!」
作=安井ファーム(@yasuifarm)、撮影=井上直哉(目黒スタジオ)
【著者プロフィール】
安井ファーム
農業法人「有限会社安井ファーム」の公式X(旧Twitter)アカウント(@yasuifarm)の中の人。ブロッコリーの知識やレシピ、テクニックを発信。会社の知名度向上とブロッコリーの消費拡大を掲げて、日々ブロッコリー情報を発信。令和元年度 農林水産祭にて「内閣総理大臣賞」受賞し、令和の大嘗祭において明治神宮にも自社のブロッコリーが奉納された実績をもつ。Global G.A.P.認証取得。
著=安井ファーム(@yasuifarm)/『日本一バズる農家の健康ブロッコリーレシピ』
配信: レタスクラブ
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