じつは避けたほうがいいかも!?野菜のプロが教えるバナナの「もったいない」食べ方とは

じつは避けたほうがいいかも!?野菜のプロが教えるバナナの「もったいない」食べ方とは

バナナにはビタミンやアミノ酸、オリゴ糖や食物繊維など、さまざまな栄養素が含まれていて、健康や美容のために食べる人も多いフルーツです。しかし、バナナの栄養素は、スーパーで買ってから日々変化しているのをご存知でしょうか。

今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、実は「もったいない」バナナの食べ方と、おすすめ解決法について教えてもらいます。

腸活するなら…完全に熟す前に食べないともったいない!

バナナは、店頭に並んでいる段階では比較的固く、完全には熟していない状態で売られていることが多いと思います。固い状態でももちろん食べられますが、買ってから室温でしばらく置いて追熟させてから食べるという人も多いのでは。

しかし、腸活のためにバナナを食べる場合、完全に熟す前に食べないと「もったいない」のです。というのも、腸の調子を整えるのに役立つフラクトオリゴ糖と呼ばれる栄養素は、比較的硬い状態のバナナのほうが多く含まれるため。両端が少し青いくらいの、買ってすぐの状態でバナナを食べるのがおすすめです。

疲労回復には…熟してから食べないともったいない!

全体がしっかり黄色くなって熟したバナナには、ビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群とは、ビタミンB1やビタミンB2、ビタミンB12といった栄養素のことで、疲労回復に役立つほか、皮膚や髪を維持するのにも効果があります。

よくエネルギー補給のためにバナナを食べることがあると思いますが、その場合は熟したバナナを食べましょう。また、前述のとおり皮膚の健康を保つのにも役立つため、美肌のためにバナナを食べる場合も同様に熟した段階で食べるのがおすすめです。

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