年間50回以上ビュッフェに通う、ビュッフェオタクのモチ子です。今回のお目当ては、帝国ホテル 東京「インペリアルバイキング サール」のディナービュッフェ。
ホテルに一歩足を踏み入れると、エントランスに美しいバラが飾られていて、早速エレガントな気分に。ここまで華やかな雰囲気を味わえるのは、やっぱり帝国ホテル 東京ならでは。それでは、「インペリアルバイキング サール」のある17階へと向かいます!
まずは「生ハムとチョリソー フォカッチャ添え」からいただきます。チョリソーは辛さ控えめで食べやすい味わい。生ハムとフォカッチャの塩気がちょうどよく、シンプルながらとてもおいしい。組み合わせが絶妙です。
次はチーズの盛り合わせ。「パルミジャーノレッジャーノ」は、塩気がほどよく、独特の食感もいいですね。「ゴルゴンゾーラ」は濃厚でパンチのきいた風味で、甘い蜂蜜とのバランスが最高にいい。思わずうっとりとしてしまいます。ペッパーが練り込まれたクリームチーズ「ブルサンポワブル」。ハーブの香りとペッパーのピリッとした辛味がたまりません。
「ラムレーズン」はクリーミーな味わい。ラムの香りは控えめですが、レーズンの甘みがアクセントになっていて、こちらも美味。ラストは「カマンベールチーズ」。とろりと柔らかく、ジュワッと旨みがあふれ出てきます。
今度はタブレットから注文します。実は今回のビュッフェ、ビュッフェ台から好きなものを選べるだけでなく、タブレットからもオーダーできるメニューがあるんです。このハイブリッド型、とってもいいですよね。
「インペリアルバイキング サール」ならではの逸品「帝国ホテル 東京伝統のポテトサラダ ミモザ風」。ゴロッとしたじゃがいもが入っていますが、マッシュされた部分はなめらかで、食感の違いを楽しむことができます。サラダ自体は酸味が効いていて、さっぱりとした味わい。計算し尽くされていて、家庭料理のポテトサラダをこんなにも洗練されたものにできるのは、さすがだなと改めて思いました。
そのほか、しっかりした肉質で食べ応えのある「スモークサーモン」、タコ、ベビーホタテ、海老などを甘酸っぱいマリネ液で漬け込んだ「シーフードマリネ」もいただきました。
再び、ビュッフェ台で前菜を選びます。「季節のフルーツと生ハム」は、みずみずしいシャインマスカットと生ハムの贅沢な組み合わせ。フルーツの甘さが、生ハムの旨みを引き立てています。
続いて「真鯛のカルパッチョ」。素材のよさをしっかり楽しめるシンプルな一品なのですが、ふんわりと山椒の香りがして、ホテルのセンスのよさも感じさせてくれるのです。
「鴨スモークと焼き茄子 バルサミコソース」。鴨肉はしっとりと柔らかく、香ばしい焼き茄子には、ほんのり甘いバルサミコソースとパルメザンチーズがかかっています。上品なおいしさで、ワインにも合いそうです。
ひんやりなめらかな「冷製茶碗蒸し」。いくらのプチッと弾ける食感もよく、スルッと食べられて、前菜にぴったりです。
店内に銅鑼の音が鳴り響きました。これは出来立ての合図。
蒸し立ての「小籠包」のお出ましで、本当においしそう。箸でそっと割ってみると、中からスープがジュワッとあふれ出てきます。皮はしっかりとした厚みがあってモチモチ。口の中に入れると、スープの旨みが口いっぱいに広がります。
生姜と黒酢を少しつけると、スープのコクがさらに引き立ち、爽やかな酸味でさっぱりといただけるのもいいですね。
「北京ダック」まで食べ放題とは、幸せすぎませんか? しかも、目の前で仕上げてもらえるなんて贅沢。
もっちりとしたの皮の中には、ジューシーなお肉と甘い味噌ソースが。ダックは皮だけではなく、お肉の部分も入っていて、かなり食べ応えがありますよ。一口味わうごとに、お肉の旨みを楽しめて最高です!
タブレットで頼んでいた「かつ丼」が運ばれてきました。サクッと揚げられたとんかつに、出汁の効いた卵がたっぷり絡んでいて、ふっくらと炊いたごはんともよく合います。
続いて、温かいお料理を。中国料理を2種類持ってきました。「広東風八宝菜」は、シャキシャキのくわいや、たけのこ、きのこがいっぱい。濃厚なソースが具材と相性抜群。一口ごとに具材の旨みを感じることができました。
「海老チリソース」は、海老のサイズ感に思わず感動。ほのかに八角の香りもあって、かなり本格的。プリプリの海老と甘辛いソースの組み合わせで、食がどんどん進みます。
「茄子とポテトのグラタン」は、柔らかいポテトと、とろっとしたナス、そしてミートソースがたくさん。どこか懐かしい雰囲気の一品でした。
気になっていたのが帝国ホテルの「豚骨ラーメン」。あっさりとしたスープに、香り高いマー油がいいアクセントに。焼き目がついたチャーシューは、食べ応えがあります。豚骨らしく細麺がスープとよく絡み、絶品のラーメン!
配信: OZmall