養育費の相場2人の場合に関するQ&A
Q1.子ども2人の養育費の相場は約6万円?
「平成28年度 全国ひとり親世帯等調査結果報告」によると子ども2人の母子世帯が受け取っている養育費の平均は48,090円となっていることから、子ども2人の養育費の相場は一応、約6万円といえるかもしれません。
Q2.養育費を計算する際に考慮すべきこととは?
養育費は子どもの人数だけで機械的に決まるわけではなく、様々な事情を考慮して計算すべきものです。
もっとも、子どもの人数・年齢、両親の年収によっておおよその金額が決まってくるため、通常はこれらの要素が重視されます。
Q3.相場を超える養育費をもらう方法とは?
必要な金額を具体的に試算する
話し合いで理解を求める
合意ができたら公正証書を作成する
合意できなければ調停・審判を申し立てる
まとめ
子どもが2人いる場合の養育費の相場については、「だいたい予想通り」と感じる人もいれば「少なすぎる!」と感じる人もいるでしょう。裁判で争う場合は、基本的には相場の範囲内におさまることが多いです。そのため、裁判をすべきかどうかも含めて養育費の請求金額や請求の方法をしっかりと吟味していきましょう。養育費を一度決めてしまうと後から変更する際はさらに手間がかかりますので、養育費を決める前に一度弁護士にご相談いただくことをおすすめします。
監修者:萩原 達也弁護士
ベリーベスト法律事務所、代表弁護士の萩原 達也です。
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また、所属する中国、アメリカをはじめとする海外の弁護士資格保有者や、世界各国の有力な専門家とのネットワークを生かしてボーダレスに問題解決を行うことができることも当事務所の大きな特徴です。
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