5、覚醒剤取締法違反の罪に問われたら弁護士へ相談を
覚醒剤取締法違反で検挙されると起訴される確率が高く、刑事裁判でも実刑判決が言い渡される可能性が十分にあります。不起訴や執行猶予付き判決を獲得するためには、早期に前記「3」でご説明した対策などを的確に行うことが重要です。
しかし、一般の方が適切に対応することは難しいですし、逮捕・勾留されてしまうと自分で動くこともできなくなります。そこで、覚醒剤取締法違反の罪に問われたときは、できる限り早めに弁護士に相談することが重要となります。
接見禁止が付いた場合、家族等との接見はできませんが、弁護士はいつでも接見できます。もし逮捕されたときは、すぐに弁護士を呼ぶようにしましょう。できれば、逮捕される前に弁護士に相談しておくことをおすすめします。
弁護士に相談すれば、取り調べの対応について専門的なアドバイスを受けられますし、家族等の監督者の確保や、通院する医療機関・自助グループなどの紹介もしてもらえるでしょう。
まとめ
覚醒剤取締法は、非常に厳しい法律です。出来心や興味本位で覚醒剤に手を出してしまった場合でも、逮捕されてしまうとそのまま裁判手続きに移行し、厳しい処罰を受けてしまう可能性があります。もし、実刑判決を受けてしまうと一定期間は社会生活から隔離されてしまいますし、出所後の社会復帰も容易ではないかもしれません。
今後の人生を円滑に進めるためには、できる限り一般社会内で生活を続けつつ、薬物依存症の治療を受け、更生に努めた方がよいでしょう。そのためには、できる限り早い時期に弁護士に相談することをおすすめします。まずは無料相談で、不安なことをお尋ねになってみてはいかがでしょうか。
監修者:萩原 達也弁護士
ベリーベスト法律事務所、代表弁護士の萩原 達也です。
国内最大級の拠点数を誇り、クオリティーの高いリーガルサービスを、日本全国津々浦々にて提供することをモットーにしています。
また、所属する中国、アメリカをはじめとする海外の弁護士資格保有者や、世界各国の有力な専門家とのネットワークを生かしてボーダレスに問題解決を行うことができることも当事務所の大きな特徴です。
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