【夏休み】志賀に始まり四国に終わった鮎な夏
どこもかしこも鮎!アユ!香魚!な滋賀県安曇川
梅雨も明け、いよいよ夏本番!待ちに待った夏休みの到来だ!まず訪れたのは〝年に一度は訪れたい〟癒しの滋賀県安曇川。例年、サイズはそれほどでもなかったが、今年は一味違った!〝日本一〟と言っても過言ではない数釣りの聖地ということに加えて、型も良いときたもんだ!大いに癒された夏休みのスタートとなった。
ここでは新たな友との出会いもあり益々鮎釣りの世界が広がった!足を運ばなければ出会えなかった人たち。こういう縁をこれからも大事にして行きたいものである。そして、今回も「縁」が私を未知の場所へと連れて行ってくれた。
清流の絶品鮎に舌鼓
お次は、いつか竿を出してみたいと願っていた、京都南丹。かやぶきの里に流れる清流美山川での釣行も叶ったのである。いつもパソコンの画面上で見ていた景色。それが目の前に広がったときの感動は言うまでもない。
8月半ば、晴天続きで美山川も渇水が続いていた。美山鮎を掛けることは簡単ではなかったが、良型鮎の引きは強く素晴らしい釣行となった。そして、記憶に残ったことがもう一つ。それは鮎の味。それはもう感動的で〝来シーズンも絶対に味わいたい〟と思わせてくれる絶品鮎であった!
いざ、大祭で賑わう夏の四国へ!
旅は続き、いよいよ私の大好きな四国へ。よさこいに、阿波踊り・・・四国各地で夏の大祭が繰り広げられていた。街の賑やかさを抜け向かったのはあの「仁淀ブルー」。美しい青に包まれた仁淀鮎たちは良型で引きも抜群!そして、言葉では説明できないほどのロケーションの素晴らしさ!実際に訪れ、一度は体感していただきたいフィールドだ。目の覚めるようなブルー、そして煌めく美しい鮎たちの虜となることだろう。
仁淀川を後に東へと車を走らせ向かうは、我が鮎釣りの故郷安田川。ゆったりとした時間が流れる〝やすだじかん〟の中で、改めて鮎釣りを見つめ直させてくれる。胸のスッとする時間を過ごすことができた。
非常にスローに流れる時間。でも掛かる鮎は大型!掛かった瞬間に走り出し、強烈な引きを見せてくれる。ここ数年、この時期に訪れると高確率で良型鮎たちに出会うことができている。個体も天然海産が多く、背中のシュッとしたスタイルの良いものばかり。香り高く、とても味も絶品。来夏、日本の原風景残る安田川で鮎たちとの「やすだじかん」を過ごしてみてはいかがだろうか?
夏は短し!ここまでで、早くも8月が終わろうとしている。長期連休の締めくくりは、私が鮎釣りを始めたきっかけとなった友人による「鮎釣り全国大会日本一連覇!」。素晴らしい瞬間を共にすることができ、感動の中、私の〝鮎な夏〟は終わりを迎えた。
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【終盤】数釣りから大鮎狙いに変化する終盤戦。最後は特別採捕で納竿!
カモメが飛ぶオーシャンビューの鮎河川
遅い秋の訪れ待ちつつ、いよいよ終盤戦のスタートだ。9月~10月にかけてはラストスパートで北へ南へとハードな遠征の日々が続いた。まず訪れたのは絶好調の日本海側河川・富山県小川へ!もうここへ通って10年は経つだろうか?目の前には日本海が広がり、海の魚も釣れてしまうと言う稀なロケーション!
天然遡上の数がその年の釣果に大きく影響を与える河川だ。と言うことは・・・今年は遡上が多く最高の年となった。汽水域で釣れる鮎達は2段3段と引き大きく竿を曲げた!小川では新たな友との出会いもあり、笑いの絶えぬ楽しい釣行となった。
岐阜の名川・長良川の大会参加で優勝!
少しずつ秋の気配が見えてきた頃今シーズン最後の大会参戦となる岐阜県長良川へ。今年の長良川の鮎の数には驚いた!踏むほどの魚影!さらに、ウインドパークでの大会は、なんと優勝することができ忘れられぬ思い出となった。
利根川のリベンジで後半に強い那珂川へ
9月も半分が過ぎいよいよ大鮎シーズン突入!群馬県利根川では仲間が良型鮎を掛ける中、オデコと言う洗礼をうけ、栃木那珂川でリベンジ釣行へ。手にした鮎は大きく育った良型鮎!この頃になると後半に強い那珂川の本領発揮で釣果も鰻登りとなっていった。
最後の数釣りを求めて日本海側河川へ
数釣りシーズンもまもなく終了となるだろう・・・というタイミングで向かったのは富山県井田川であった。やはり最後の最後まで日本海側河川のパワーは凄まじく、数、型共に完璧!23cm前後の鮎たちに、クタクタになるまで遊んでもらった。
初場所で大鮎チャレンジ!
そして遂に、大鮎チャレンジだ!向かったのは初河川となる岐阜県根尾川。地元の方や名手たちに囲まれての大鮎釣り!身幅が広く、重量感たっぷりの根尾鮎は期待通りの力強い引きを見せてくれた。来シーズン以降も大鮎狙いに外せない場所となったことは言うまでもない!
納竿は特別採捕にて
数釣りにも大鮎釣りにも大満足の今シーズンも大ラス!特別採捕期間の神奈川県中津川では錆もない若い鮎たちが多くみられ、思わぬ入れ掛かりを味わう事ができた。そして今シーズン最後の1尾は背掛かかりと言うでき過ぎな納竿となった。
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配信: 釣りビジョンマガジン