大阪で金運に霊験あらたかな神社といえば今宮戎神社だと伺いました。お参りした日は雨で人がほとんどいなくて、薄暗かったですが、これは神様を独占できたとポジティブにとらえても良いのでしょうか。エネルギーがある神社は雨でも境内が暖かく感じられます。金運でも対人運でも良い運気が集まるのは暖かみがある人や場所なのかもしれません。冷たい心のままではいけないと思わされます。
大阪七福神の恵比寿を祀っている今宮戎神社。雨で薄暗いですが本来は賑わっているのでしょう。最寄りは今宮戎駅です。
アートのパワースポットといえるのが、心斎橋の大通りにたたずむエスパス・ルイ・ヴィトン大阪。
こちらでドイツの有名な現代アーティスト、ウラ・フォン・ブランデンブルクさんの展示がはじまりました。作品のジャンルは映像やドローイング、壁画、オブジェ、インスタレーションなど多岐にわたる作家で、今回は映像作品がメインです。迷路のような垂れ幕に覆われた通路をたどっていくと、中心のスペースで映像が上映されています。
1つ目はル・コルビュジエが建築した邸宅で、ある家族が会食している映像。美しい合唱とモノクロ映像に引き込まれました。2つ目は、ある家族のもとに、山を越えて遠い国からやってきた男性の短い物語。歌詞の意味がなかなかつかめないながらも、人生の不確実さを表しているようです。「私たちは選んでいない。おのずとこうなっ今ここにいる。でもいったいいつまで?」という歌詞など。あとで聞いたら作家が半分無意識のうちに自動書記で書いたものだそうです。現実と非現実、目に見えるものと見えないもの、合理主義と神秘主義、という相反する価値観の間で漂っているようで不思議と心地良い映像でした。鑑賞者は、漂いながら傍観する霊のような視点で参加できます。コルビュジエの合理的な建築への批判も込められているようです。ご本人は今京都の自然に囲まれた宿泊施設で創作活動しながら、妖怪やオカルトの事象について調査しているそうでした。安倍晴明の神社をおすすめさせていただきました。ドイツなどでは目に見えないお化けなどの存在はお祭りの時の出し物で出てくるくらいで、日本で妖怪がずっと愛されてキャラとしても人気というのが不思議に感じられるとのことでした。やはり八百万の神を受け入れる土壌があるからでしょうか。
布には作家によるペイントがほどこされています。回りながらたどるうちに映像の世界に導かれます。展示は25年の5/11まで開催。
自動書記といえば、英語アプリの音声認識の自動書記というか霊の声収録が今も続いています。英語の例文を自分で話して入力するのですが、時間内に話せないでいると、勝手に霊の声? が音声入力されているのです。本文とは全く関係ない内容が。でももしかしたら霊じゃなくてアプリの中の人が、この人英語が全然上達しないから、からかってやろう、とか言って入力しているのかもしれません…。
先日入っていた文章は以下です。
Fire at will. Don’t suck it up.
これは意味が素人にはわからなくて、スラング系でしょうか? 自動翻訳したら「思う存分撃ってください。我慢しないで」だそうで、物騒です。それにしてもこんな表現知りませんでした。
そして昨日は
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といきなり事務的な英文が。脈絡なさすぎです。
このプチ怪奇現象も何かの作品に発展させられるといいのですが……。
配信: 幻冬舎Plus