ビタミンAを過剰摂取すると現れる症状
以下の症状が現れた場合は、ビタミンAを摂りすぎていないか確認しましょう。特に、サプリメントの摂取によってビタミンAが過剰に摂取されている可能性があります。
頭痛
頭痛は急性過剰症と慢性過剰症のどちらでもある症状です。症状が悪化した場合は脳神経外科、脳神経内科で受診しましょう。受診の際には、頭痛がいつからあるのか、頭痛の継続時間や痛みの種類などをしっかりと伝えられるよう、事前に整理しておくことが必要です。
腹痛
腹痛は急性過剰症の症状になります。症状が悪化した場合は内科、特に消化器内科や胃腸内科で診てもらいましょう。受診するときにはサプリメントの摂取や腹痛の部位、強さ、経過などを医師に明確に伝えることが大切です。
皮膚の乾燥
皮膚の乾燥は慢性過剰症の症状です。症状が悪化した場合は皮膚科で診察を受けてください。受診時のポイントはサプリメントの摂取や症状がいつからかをしっかり伝えることです。
脱毛
脱毛は慢性過剰症の症状になります。症状が悪化した場合は皮膚科で受診しましょう。受診時はサプリメントの摂取や症状がいつからあり、どのくらいのスピードで抜け毛が増えたのか伝えることが大切です。
食欲不振
食欲不振は慢性過剰症の症状です。症状が長く続く場合や悪化した場合は内科で診察をうけましょう。受診時のポイントはサプリメントの摂取や症状がいつからあるのかを伝えることです。
妊婦中にビタミンAを過剰摂取すると現れる症状
胎児の先天異常
妊娠中にビタミン A を過剰摂取することで先天奇形が増加することが報告されています。妊娠を計画する方や妊娠 3 か月以内の方は、レバーなどのビタミン A 含有量の多い食品やビタミン A を含む栄養機能食品やサプリメント等の継続的な大量摂取を避けることが重要です。
めまい
ビタミンAを過剰摂取するとめまいの症状がでます。症状が悪化した場合はまず内科で診察を受けてください。受診時はサプリメントの摂取や症状を詳しく伝えることが大切です。
嘔吐
ビタミンAを過剰摂取すると嘔吐の症状がでます。症状が悪化した場合は消化器内科を受診しましょう。受診時のポイントはサプリメントの摂取や症状がいつからあるのか伝えることです。
関節の痛み
ビタミンAを過剰摂取すると全身にある関節の一部に痛みが出る症状があります。症状が悪化したときや長く続く場合は整形外科で診察を受けてください。受診時はサプリメントの摂取や症状がいつからあるのか伝えることが大切です。
配信: Medical DOC