「なんとなく」を言い訳に理由探しから自由に! ~理由を手放し余白をつくる練習~|永崎裕麻

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自分にとって「意味があること」を言葉にしてみよう

意味がないことを定義するためには、「意味があること」を定義する必要がありそうです(本来は0か100かではなく、グラデーションだと思いますが)。皆さんにとって、意味があることってどういうことでしょうか?

僕の場合、人生で意味があることはざっくり2つあります。

「思い出づくり」と「貢献感をもつこと」です。大げさにいえば、その2つのどちらも生み出さない活動は、僕にとって「意味がないこと」のカテゴリーに分類することができます。

僕はたまに「青信号でも横断歩道で止まる」というのをやっています。思い出にもならないし、貢献感も得られません。もちろん意味なんてありません。なんとなくやってみたいからやっているだけです。

赤信号は「止まらなければならない」という義務ですが、青信号は「進んでもいいし、進まなくてもいい」といういわば選択肢があります(車ではなく歩行者の場合)。無意識に「進まなければならない」と感じているので、一度やってみると変な感じがしますし、周囲から白い目で見られるかもしれませんが、それぐらい僕たちが「意味がない」行動に違和感をもっているということなのかもしれません。

本来は自由なはずなのに、理由や意味づけにとらわれて、窮屈に感じてしまっていることがいろいろとあるように思います。「意味がないこと」でもやってもいいんだと思えたら、もっと自由に生きられると思いませんか? 理由を手放して「なんとなく」で行動することを少しずつ始めてみてもらえたら、余白をつくる練習の1つになるはずです。

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