「鬱陶しい」子育てに口を出してくるようになった両親に抱く感情/わたしの親が老害なんて(3)


鬱陶しい / (C)西野みや子/KADOKAWA

噛み合わない会話、周囲からの哀れみの目。
他人への迷惑をかける両親を前に、私はいったいどうしたらいいの?

娘も巣立っていき、パートで働きながら定年退職間近の夫と二人で暮らしている栄子は、近くに住む80代の父と母の行動・言動に頭を悩ませていました。

家庭内だけではなく、他人にも迷惑をかける両親を「自分がなんとかしないと」と思いながら過ごす毎日。「老害」という言葉が頭をちらつき、両親への鬱陶しさを感じ距離を置きたいと感じるようになりつつも、「こんなことを自分の親に思うなんて」という罪悪感と、長女であるという責任感が彼女を縛っていました。

そんな一人の女性の苦悩と、割り切れない人生の葛藤を描いたセミフィクションをお送りします。

※本記事は西野みや子著の書籍『わたしの親が老害なんて』から一部抜粋・編集しました。


登場人物 / (C)西野みや子/KADOKAWA

煩わしい


娘が小さいときは / (C)西野みや子/KADOKAWA


近くに両親がいるのが心強かった / (C)西野みや子/KADOKAWA


私なりに子育てについて考えを持つようになった / (C)西野みや子/KADOKAWA


口出ししてくるようになった / (C)西野みや子/KADOKAWA


全然聞き入れてくれない / (C)西野みや子/KADOKAWA

著=西野みや子/『わたしの親が老害なんて』

関連記事: