ゴキブリ混入だけじゃない、驚きの「食品・製品の自主回収」理由とは?

富山県のJAで販売、「大根の漬物」自主回収の理由とは?

 まずは、昨日目にしたばかりの情報のため、印象が強いというのもありますが、富山県氷見市内の「JAグリーンひみ」で販売された食品です。

 11月21日から11月22日まで販売された、堂下英子さんの「大根の漬物」。その46本が、食品衛生法違反で自主回収することになりました。違反内容は、「漬物製造業の許可なく、漬物を販売した」というもの。

 え、JAで漬物売るのって許可必要なの!? という驚きと、それくらい許してあげて!! という気持ちになってしまったんです。だって、たった46本ですし……。私もJAの直売所でよく買い物しているので、そこに出入りしている農家さんたちの姿が頭に浮かんで、「これで金儲けしようとかじゃなくて、きっと野菜を並べるついでに置いただけなんだからさ……」と同情してしまったんです。

 それなのに、消費者庁のサイトでは、堂下さんの住所まで公開されていて(製造業者扱いなので仕方ないのですが)、なんだか同情しちゃうんですよね。

 それで「漬物製造業の許可」について調べてみると、今年6月1日に食品衛生法の改正が適用されて、従来、許可が不要だった漬物製造業、水産製品製造業、液卵製造業にも食品営業許可の取得が必要になったとのこと。きっと堂下さんは、このことを知らなかったのかもしれませんね……。

ダイアナ、靴956個を回収「靴底が破損する可能性」

 食品ではなく、靴の回収情報です。めったに靴情報は目にしないんですが、有名なブランド「ダイアナ」が956セットを自主回収することになりました。

 その理由は、「靴底が破損する可能性があり、怪我をするおそれがあるため」。いやいや、靴底が壊れるってどんな靴よ!? って思いませんか? 


経済産業省公式サイトより

 最上段のローファーを見て納得しましたよ。これはソールがベロっといってもおかしくなさそう……。こんないかついソールの靴、近頃確かによく目にしますが、ダイアナのものはご注意ください。また、お心あたりの方は以下から詳細をご確認ください!

ダイアナ株式会社問い合わせ先

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