社会に根付いているタンブン文化【タイ】

タイでは仏教の「タンブン」と呼ばれる文化が根付いている。

タイに住んで驚いたことの1つは、物乞いの人が置いたボックスに気軽にお金を入れるタイの人が多いことです。
敬虔な仏教徒が多数を占めるタイでは、こうした仏教の「タンブン」と呼ばれる文化が根付いています。

タンブンとは徳を積むこと、善行を行うという意味です。タンブンをすることで現世だけでなく来世でも幸せになれると信じられています。
また、積んだ徳は本人だけでなくその家族にも良い影響があると考えられています。

タンブンには、先述のような貧しい人に施しをすることのほか、お寺への寄進、僧侶の托鉢、出家をすること、電車で席を譲ることなどさまざまなことが含まれます。

タイのお寺へ行くと、小さな鳥かごに鳥が何羽も入っているのを見かけます。
これにお金を払って捕らわれた生き物を開放してあげることもタンブンの1つです。

またタイの各地では、朝早くに僧侶が托鉢している姿を見かけます。
特に観光地の場合は、托鉢用の飲み物やお菓子がセットになったものがホテルで売られており、旅行者でも托鉢に参加できるようになっています。

外国人であってもさまざまなタンブンをする機会があるので、タイに旅行で来たらタンブンを行ってみるのも良い経験になるかもしれません。

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実際に海外で生活しているライターが普段生活する上でのびっくりするような日本と違うところを発信する「ワウネタ海外生活」。 グルメ、お買い物、オススメの観光等、観光客ではなく生活する人の目線でお届け!
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