12月に入るとスーパーの陳列がクリスマス用や正月用になり、食材が割高になります。「節約したいなら、クリスマス用陳列になる前の安いうちに買って冷凍保存するのがおすすめ」と節約アドバイザーの丸山晴美さんは言います。そこで、保存しやすく節約効果が大きい正月用食材の買い方、保存のポイントを聞きました。
なお、今回ご紹介する情報はすべて2024年11月時点の取材情報を基にしています。
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みなさまこんにちは。節約アドバイザーの丸山晴美です。
お金にはトレンドがあって、その情報をキャッチできるか否かで、得する人と損する人に分かれます。私はみなさまに“お金の旬の情報”を“わかりやすく”お届けしていきたいと思います。今回のテーマは「節約に効く正月食材」!
正月食材は12月20日以前の割引デーなどに買うのが正解
私は毎年12月20日より前に年末年始用の食材をまとめ買いし、冷凍保存して活用しています。こうすることで、年末年始の食費を大きく節約できるのです。
そこで、保存しやすく節約効果の大きい正月用食材と、その買い方&保存のポイントを解説します。
まず、買うのは12月20日以前の「割引があるタイミング」を狙います。スーパーによってさまざまな割引デーやサービスが設けられているので、そういう日を狙ってまとめ買いをしたり、チラシなどでその日の割引商品をチェックしたりするなどして、より安く手に入れる工夫をしましょう。
業務用スーパーはお店にもよりますがイベント用陳列を大々的に行わず、年末年始でも生鮮食品以外は価格変動が少ない傾向が。近所にあれば活用するのもおすすめです。
業務スーパーで売られている冷凍食品などは、おせちにも利用することができます。例えば「合鴨ロース」「たたきごぼう」「黒豆(煮豆)」「丹波種黒豆」「京風だし巻」は、解凍やカットしてそのまま使えますし、「7種の彩り和風野菜ミックス」で筑前煮も簡単にできます。
【肉類】種類を問わず、早めに購入して小分けor下味冷凍に
肉類は年末が近づくと、ごちそう需要を見込んで陳列商品のランクと価格が上がる店が多く見られます。ふだんは豚肉、鶏肉中心の陳列なのに、いきなりすき焼き用やステーキ用の牛肉が増えたり、牛肉のなかでも霜降り和牛ばかりになったり。
鶏肉も、年始は雑煮や煮しめ用の需要が増えるため、ふだんと同じものでも価格が高くなりがちです。
そこで、年末年始に必要な肉の種類や量を計算しておき、12月20日以前に購入して、小分け冷凍しておくことが大切。クリスマス用の鶏肉は下味冷凍にすると、調理時間も短縮できておすすめです。
配信: サンキュ!