“祝宴”や“ごちそう”をテーマにした「Feast Afternoon Tea」は、年明けまでの期間限定アフタヌーンティー。クリスマスらしさを感じるシュトレンやプレゼントボックスの形をしたムースなどが並び、クリスマスや年越しといったホリデーシーズンを祝福するムードに!
スイーツはスタンドの上段と別皿のスペシャルデザート、セイボリーはスタンドの中段・下段となっており、どのプレートも色とりどりなメニューが並べられていて食べるのが楽しみです。
日比谷公園の景色を眺めながら、優雅な午後が始まります。
編集部のおすすめは、スペシャルデザートの「ヌガーグラッセ」。ふわっと軽いメレンゲの中には、ナッツやフルーツがたっぷり! 口に運ぶと、ナッツの香ばしさとフルーツ甘さがマッチしたおいしさが口の中に広がり、食べ進めるのが楽しい1品。
ころんとしたフォルムのメレンゲには、フリーズドライのいちごがちりばめられていて、愛らしいルックス。いちごは甘酸っぱさをプラスしてくれるので、いいアクセントになります。ふわっとした見た目以上に食べ応えもあり、大満足のメニューです。
今回のスイーツの中で、一際目を引いたのが「ムース・ポム」。真っ赤に輝き、プレゼントボックスをイメージしたというビジュアルに心が高鳴ります。
ナイフを入れると、柔らかなリンゴ風味のムースが現れ、その中央にはキャラメリゼされたりんごが入っています。りんごの甘味を活かしたフルーティーな味わいで、シャキシャキとしたりんごの食感がアクセントに。キャラメリゼの苦みをほんのり感じられるのも、ポイント。
続いて「ラズベリーショコラ」は、フルーティーなラズベリーのガナッシュと濃厚なチョコレートが絶妙にマッチ。ラズベリーの甘酸っぱさが、さっぱりとした後味を演出してくれます。上にトッピングされた薄いチョコレートのパリパリ感や、周りをコーティングしているココナッツパウダーのザクザク感もおもしろく、食感まで堪能できるスイーツでした。
クリスマスの定番「シュトレン」はミニサイズのクグロフ型で登場。帝国ホテル伝統のシュトレンをいただけるなんて贅沢ですよね! 生地には、5種類のドライフルーツやナッツがぎっしりと入っていて、ひと口食べるごとに異なる味わいに。ドライフルーツは2カ月間も洋酒に漬け込んでいるそうで、深みのある濃厚なおいしさ。
ここからはセイボリーをご紹介。「カリフラワーの冷製ポタージュ」は、さらっとした口当たりながら、濃厚でクリーミー。カリフラワーと玉ねぎの甘味が感じられて、何度でも味わいたくなるような絶品ポタージュでした。
「骨付きチキンのフライ パプリカ風味」は、まさにお祝いムードを高めてくれるビジュアル。外国の絵本に登場しそうな骨付きチキンを、思いっきり頬張ります。塩?やヨーグルトで漬け込んだチキンはとても柔らかく、骨からほろっと剥がれて食べやすい。マスタードの酸味で、さっぱりといただくのもGOODです。
編集部の推しセイボリーは、海鮮の旨みをたっぷりと詰め込んだライスコロッケ「シーフードとトマトのアランチーニ」。中身のライスはしっかりとまとまっていて、もっちりとした食感。蟹、海老、ホタテを贅沢に使用し、帝国ホテル特製のアメリケーヌソースとベシャメルソースで仕上げているのだとか。
カップに入っているライスパフを付けながら食べ進めると、カリカリッとした食感が加わります!
最後はカクテルがスイーツ風になった「季節のフルーツのカクテル」でおしゃれに締めくくり。今回使われていた季節のフルーツはシャインマスカットとピオーネ。レモンのジュレのほどよい酸っぱさも相まって、フルーツのフレッシュな味わいをそのまま楽しめます。アフタヌーンティーの箸休めにもぴったりです。
甘いものと塩気があるもののバランスが抜群な、帝国ホテルのアフタヌーンティー。まるでフランス料理のフルコースをいただいているかのようなボリューム感も魅力の1つです。1年のご褒美や年明けのおでかけとして、ぜひ帝国ホテルの「Feast Afternoon Tea」を楽しんでみてください。
配信: OZmall