0才児ベビーの12月の様子&お世話ポイントを月齢別に解説

0才児ベビーの12月の様子&お世話ポイントを月齢別に解説

3月生まれ赤ちゃん(生後9カ月)

そろそろ栄養のメインがおっぱい・ミルクから離乳食に入れ替わります。離乳食がしっかり食べられるようになると、食後のおっぱい・ミルクの量は徐々に減っていきます。
上手にモグモグして飲み込めるようになってきたら、離乳食を1日3回にしましょう。栄養の60~70%を離乳食からとるようになります。舌でつぶせないバナナくらいのかたさのものを口の中で左右に移動させ、歯ぐきでかんで食べるのが目標です。そろそろコップで飲む練習もしましょう。最初は浅めの小さい器に少量の飲みものをいれ、ママやパパが器をゆっくり傾けてあげます。

はいはいができる子が多くなり、つかまり立ちする子も出てくるころです。おすわりはすっかり上手になり、体を前に傾けたり、体をよじって後ろのものを取ったりしても、バランスが取れるようになります。
また、はいはいでママの後を追い、見えなくなると泣く後追いをする子も。キッチンやバスルームまで探し回り、思わぬ事故につながることもあります。赤ちゃんにはわからないからと黙ってそばを離れるのではなく、「ママ、トイレ行くね」などとひと声かけるようにしましょう。大泣きすることがあっても、ちゃんと帰ってくることがわかるようになり、待てるようになっていきますよ。

4月生まれ赤ちゃん(生後8カ月)

冷え込む日が多くなります。暖かい生地の上衣とズボンで過ごして、寒さから身を守りましょう。室内ではボディ肌着、トレーナーとズボン。おでかけ用に、厚手のはおりものと帽子を用意しましょう。

触れると音が出たり変化したりするものが大好きで、既製のおもちゃだけでなく、生活用品も興味の対象になります。ティッシュペーパーを箱から次々に引っ張り出したり、紙をビリビリ破ったりします。ただし、おもちゃにしてはいけないもの、危険なものはその場で「ダメ」とはっきり伝え、遊んでいいものを与えるようにしましょう。

一方、人見知りがピークになるころです。人見知りが激しいと、ママもパパも困ってしまいますが、まずはしっかり抱っこして安心させてあげましょう。ママやパパが楽しそうに話す様子を見せて、その人がこわい人ではないことがわかると、おさまる場合もあります。発達の過程なので、おおらかに見守ってあげましょう。1才をすぎればおさまってきます。

はいはいをする子も多く、運動量が増えるので食べる量が増えてきます。
はいはいには、いろいろなバリエーションがあります。最初は腹ばいから後ずさりしたり、回転したり、おなかをつけたままひじを使って進む「ずりばい」から始まり、やがて両手、両ひざを使って移動するはいはいになっていきます。はいはいをせずにつかまり立ちする子もいますが、心配はいりません。

関連記事: