0才児ベビーの12月の様子&お世話ポイントを月齢別に解説

0才児ベビーの12月の様子&お世話ポイントを月齢別に解説

5月生まれ赤ちゃん(生後7カ月)

言葉や動作をまねできるようになるころです。たとえば、離乳食を食べさせるときに、「モグモグしようね」と言いながら、ママやパパもモグモグと口を動かすと、赤ちゃんも口元を見て、まねをするようになります。意味はわからなくても、繰り返していくなかで、動作と言葉が少しずつつながり、やがて意味のある言葉になっていきます。

歯が生え始める子もいます。最初は下あごの中央の前歯が2本生えます。続いて、上あごの中央の前歯2本が生えます。しかし、歯が生える時期は個人差が大きいので、この時期に生えていなくても問題ありません。生える順番が違うこともあります。

離乳食は、2回食が定着してきたら、舌でつぶして食べる練習をしましょう。ヨーグルト状のものを唇を閉じて飲み込め、1回におかゆとおかずを合わせて子ども茶碗半分くらい食べられるようになったら、次のステップへ。そろそろ舌が上下に動かせるようになるので、舌と上あごでつぶしてモグモグする練習を始めます。水分の少ない、いものマッシュや、やわらかくて煮てみじん切りした野菜や魚などに挑戦しましょう。

6月生まれ赤ちゃん(生後6カ月)

日が短くなり、1日があっという間に過ぎてしまいます。早寝早起きのリズムを定着させたい時期です。昼間はお散歩や体を使った遊びで活動的に過ごし、夜はおふろで体をよく温め、湯冷めしないように早めに寝かせましょう。夜中の授乳は自然に減っていきますが、赤ちゃんが欲しがったときは、湯冷ましや麦茶を飲ませてから寝かしつけるなどの工夫もしてみて。

また、胎児のときにママから胎盤を通じてもらった免疫がなくなってくるころなので、ウィルス性の感染症にかかりやすくなります。そろそろ突発性発疹などで突然熱を出す子も多くなります。このころから2才ごろまでは、よく感染症にかかります。赤ちゃんが発熱したときは、様子をよく観察して、熱があっても食欲があり機嫌がいいような場合は、まず様子をみても大丈夫。反対に、熱が低くても機嫌が悪い、食欲がない、水分がとれないなどの場合はすぐに受診しましょう。

このころになると、これまでは主に不快なことを訴えるために泣いていましたが、さまざまな理由や目的があって泣くようになります。「もっと離乳食を食べたい」「好きなおもちゃを取ってほしい」などの要求を訴えるために泣いたりするように。赤ちゃんのしぐさや様子から要求を理解し、解決してあげるようにしましょう。

関連記事: