敵はスマホやゲームではない!ラスボスは「親の無関心」
――「子どもとデジタルメディアの付き合い方」において、最も大切なことは何だと思いますか?
アベナオミさん:敵はスマホやゲームだと思っていたアベですが、森山先生の取材を経て「親の無関心がラスボス」だと感じました。忙しい令和の時代を生きる私たちが子どもと向き合う時間は限られていますが、限られた時間でコミュニケーションをとることが、大切だと思います。
――最後に、読者へのメッセージをお願いします。
アベナオミさん:拙著をお読みいただいた読者の皆様、これからお読みいただく皆様、まずはこの本のタイトルに興味を持っていただき、心から感謝申し上げます。きっと私のように「動画やゲームなしには育児ができないけれど、なんだか不安」というママさんパパさんだらけだと思ってこのコミックを執筆しました。
大人だってスマホやゲームがなかった時代にはもう戻れませんよね。うまく付き合っていくしかないと割り切って、令和の激流に流されつつも、上手に流れに乗って子育てをともに頑張っていきましょう!
***
親の無関心こそがラスボスであると語ってくださったアベナオミさん。家事に仕事にと日々やることがたくさんある私たちですが、スマホやゲームを与えっぱなしにするのではなく、子どもが何を見ているのか、何をやっているのか見守っていくことが大切ですね。
取材・文=宇都宮 薫
配信: レタスクラブ
関連記事: