ケガの予防や姿勢改善にもおすすめ。バレリーナも毎日欠かさないストレッチは首からおこなうのがおすすめです。

ケガの予防や姿勢改善にもおすすめ。バレリーナも毎日欠かさないストレッチは首からおこなうのがおすすめです。

何となく疲れが取れない、肩こりや目の疲れ・腰痛が気になる・・・こんな日々の悩み解決におすすめなのが、ストレッチ。

柔軟な体を持つバレリーナも、実は日々のストレッチを欠かさないのです。

今回は、小さなころからさまざまな舞台に立ち、現在は根岸真由美バレエスクールを主宰する根岸美緒さまにお話を伺いました。

プロのバレリーナも重要視する日々のストレッチ。今日から始めてみませんか?

バレエというと180度開脚したり、脚を真上に上げるようなストレッチが思い浮かぶと思いますが、たとえプロでも、徐々に体を動かしていかなければ怪我に繋がります。

今日は誰でも簡単にできる、頭も体もスッキリして、気持ちも前向きになれるストレッチやエクササイズをご紹介していこうと思います。

バレリーナのように美しく、健康な身体を目指しましょう!

ストレッチは、首からおこなうのがおすすめ

まずは首のストレッチから。首には重要な筋肉、神経、そして太い血管が通っているため、頭をスッキリさせるという意味でも、レッスンではまず首のストレッチから始めるようにしています。

仕事に取りかかる前など、気持ちを落ち着かせ、頭を切り替えたいときにもお勧めです。

(1)足を肩幅に開いて立ち、手はウエストに置きます。

(2)肩を下げたまま、お顔を右に回します。

肩がお顔と同じ方向に回らないようしっかり固定したまま、お顔はできるだけたくさん回しましょう。

(3)左も同じように回します。

(4)次に、頭を右へ傾けます。この時、左肩が上がらないよう意識して下ろしておきましょう。肩を下げてお首を引っ張るイメージです。

(5)左も同じようにやっていきます。

(6)続いて、頭を前に倒します。この時も両肩は下げたまま、頭と引っ張りっこするイメージです。おへそを覗くように頭を下げ、お首の後ろ側を伸ばしていきます。

(7)次は頭を後ろへ倒します。お首を折るというよりも、お首の前側を伸ばすイメージです。

すべて終わったら、最後に頭を回しましょう。

今までストレッチしてきた部分をすべて使うよう意識して、頭のてっぺんで大きく丸を描くように回します。

このストレッチは座った状態でもできるので、どなたでもどこでも簡単に取り入れることができます。

肩を下ろして頭と引っ張りっこすることを意識しながらやると、頭スッキリ!だけでなく、首が長くなり、より美しくなれますよ。

バレリーナも欠かさないストレッチ。

ストレッチは、柔軟性を高め、体をしなやかに整えるだけでなく、怪我の予防や姿勢改善にも役立ちます。

さらに、心身をリラックスさせる効果も期待できるうえ、特別な道具も必要ないため、気軽に始められるのも魅力の一つです。

あなたも今日から、ストレッチを生活に取り入れてみませんか?

[執筆者]

根岸美緒

1989年、母、根岸真由美のもとで3歳よりバレエを始める。

1998年、牧阿佐美バレエ団「くるみ割り人形」にてクララ役に選ばれ出演。

新国立劇場バレエ団公演、日本バレエフェスティバル等に子役として多数出演。

全国バレエコンクールにて上位入賞多数、数々の舞台にたち、ソリスト・主役を務める。

2001年~2003年、バレエ雑誌「クララ」のモデルを務める。

2005年、中国瀋陽舞踊学校にてバレエ研修。

2012年、橘バレエ学校卒業・余バレエアカデミー・クラシックバレエ教授法クラス卒業。

2014年、優秀指導者賞を受賞。

2023年、永眠した母の遺志を継ぎバレエスクール主宰者となる。

指導した生徒たちが、コンクールにて上位入賞を果たしている。

バレエの先生でありながら、二児の母としても奮闘中。

学校や病院からのオファーを受け、バレエを披露したり、講演を行うこともある。

根岸真由美バレエスクール インスタグラム

@negishi.mayumi_balletschool

関連記事:

配信元

キレイ研究室
キレイ研究室
「今よりもっと、これからもずっときれいでいるために。」をコンセプトに、化粧品開発、ヘルスケア、ネイリストなどさまざまなジャンルの専門家が、中立の立場から「キレイ」についてのコラムを発信しています。
「今よりもっと、これからもずっときれいでいるために。」をコンセプトに、化粧品開発、ヘルスケア、ネイリストなどさまざまなジャンルの専門家が、中立の立場から「キレイ」についてのコラムを発信しています。